RC整備事例

ラジコンの整備事例集です。パーツの組立や整備の様子などを写真付で解説します。
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本整備事例は、TPHのRCガレージ内に掲載しております。
他にも事例がありますので、是非ご覧くださいませ。


ドリフトパッケージ 基本点検

画像
解説
フロント、リアともデフケースに亀裂が
入ることがあるので点検。
交換する際は、強化グラファイトケース
への交換をお勧めします。
フロントシャシブレスにも亀裂がないか
確認します。
ホイールハブ、Oリングの損傷、亀裂が
ないかを確認します。
標準のディスクハブは走行している
うちに亀裂が入るので、アルミ製の
ディスクハブへの交換も手ですが、
何とも高価なものなので、当方では
写真左のらくらくホイールハブを使用
しています。
モーター部分、スパー、ピニオンギアの
損傷有無を確認します。
走行するコースによってはピニオンギアを
変更(ギア比変更)するので、その都度
バックラッシュにも注意します。
バックラッシュの調整ができていないと
極端な異音を発生することがあります。
サスペンション、足回り関係部品の損傷、
亀裂を確認します。
ベアリング部分には、メタルオイルを注入
しておくとよいでしょう。
ショックオイルも減っていたりすることが
あるので、定期的に点検、交換しましょう。
ショックオイルを入れる場合は、ピストンを
上下に動かし、気泡を抜きましょう。
走行しているうちにドライブシャフトにも
ゴミが入ったりするので、定期的に洗浄
することをお勧めします。
カー用品店、DIY店などに売っている
パーツクリーナーで代用してもOKです。
シャフトの接点にはグリスなどを塗って
おくとよいです。
フロント、リアとも、リングギア、
べベルギアそれぞれ損傷していないか
チェックしましょう。
走行中に異音が発生したらまずここに
注目します。ドリフトパッケージはこの
部分の取外しがしやすく、整備性には
優れているのがメリットと言えます。



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