04年6月19日追加
歩行者から見た「ドライバーのマナー」、
ドライバーから見た「歩行者のマナー」
クルマを運転するドライバーにとって、歩行者の保護は義務である。
横断歩道を渡ろうとしている歩行者がいる場合、当然止まって渡り
終えるまで待たなければならない。歩行者とクルマがぶつかっても、
「いかなる場合であってもクルマが悪い」というのが現在の日本の
道路事情である。無茶な走行、スピードの出しすぎなどによって
歩行者がいることを認識するのが遅れた、こういう事態が起こって
いるのである。
歩行者や自転車が多いところ、特に歩道と道路がガードレールなど
で仕切られてない道でスピードの出しすぎなどはもってのほか。
さらに始末が悪いのは雨の日。水溜りが前にあるにもかかわらず。
スピードを落とすことなくそのまま突き進んで歩行者の服を思いっ
きり濡らしてしまう。これらのことは明らかにドライバーの運転の
仕方に問題がある。
ドライバーは常に危険がないかを予測することを心がける必要が
あるのである。
だが、最近は逆に自転車、歩行者側の問題ではないだろうかと思う
ことも見受けられるのである。
例えば、クルマが青信号、歩行者、自転車側が赤信号でクルマが
通ろうとしているにもかかわらず平気で渡ってくる、道の真中を
横一列にふさいでこちらからクラクションを鳴らしても一向に
避けようともしない。横断歩道でもないのに、しかもクルマが
近づいているにもかかわらず平気で渡ってくる。いずれも、私が
クルマを運転していて経験したものである。私の家の前は通学路で
しかも道が狭く、普通車が辛うじてすれ違えるかぐらいである。
朝や夕方は小学生の通行が非常に多く時間帯によっては非常に危
ないのである。
また、病院、老人ホームも小学校の横にあるため、お見舞いなどで
病院へ歩く歩行者も少なくないし、お年寄りの人たちの通行も多い。
こんな事情から、我が家では門柱両側にミラーをつけている。これで歩行者、クルマが
いないか、出て大丈夫かを確認したうえでクルマを家から出す。それに狭い道なので、
ここではせいぜい出しても20キロ。常に歩行者に気を配る癖が近隣住民にも
ついているのである。
クルマも歩行者もお互い安全で通行できる。道路とはそういう位置
付けでならなければならないと思うのである。クルマだけよくても
ダメだし、歩行者がよければ言いと言うわけでもない、いわゆる
「相互理解」が必要なのである。私が小学校の頃は「クルマが来た、
よけなければ」という認識でいたが、今となってはなぜかこちらから
「クルマが通るぞ」とでも言わないと避けないことが多い。明らかに
避けてくれないと通れないのに、「クルマが避けてくれるよ」とでも
思っているのだろうか。
しかし、最悪なのは我が家の門柱のミラーを平気でいじるヤツ。
「こらっ!!いじるなっ!!」注意してこちらでなおしても数日後
にはまた同じ有様と言うことも。
彼等は一体どんな教育を受けているのだろうか。