環境カウンセラー情報

          環境カウンセラーとは


   市民・環境活動において環境保全に関する豊富な経験や専門的知識を有し、その経験や知見に基づき、
   市民・NGO・事業者など環境保全活動に対して助言など(=環境カウンセリング)を行う人材として登録されて
   いる方々です。
   環境カウンセラーは自らの経験を生かし、地域の環境パートナーシップの形成などに寄与していくことが期待
   されています。
   環境カウンセラーは、幅広いニーズに応じた環境カウンセリングを行うため「市民部門」と「事業部門]
   あり、企業、学校、市民団体から、個人に至るまで様々な人からの相談に応じています。

  
       環境カウンセラー・山田 利春(ヤマダ トシハル)
           住所      〒524-0043 滋賀県大津市和邇高城363-6
          TEL&FAX   077-594-1049

           
男性      昭和17年5月1日

           
登録年度   2008年 (登録コード:2008225003)
           
部門     市民
           
専門分野   地質・公害・化学物質・3R
           
(旧)    廃棄物・リサイクル・土壌地下水・その他(環境問題と住民紛争)
           
主な活動地域   滋賀県大津市
  
  〈主な経歴〉                                                       
    昭和40年代に労働者の立場で労働環境の改善活動に取り組む。日本で初めての低温室(-40度C前後)
      における作業条件(労働条件)を労使で締結。 定年後は地域の自然環境を守るために、周辺自治会
      の中心となり、「産業廃棄物焼却処理施設計画」の白紙撤回運動に取り組み、計画を中止させた。
      運動と平行して神戸 大学・同大 学院で環境経済学を学ぶ。
      又、京都大学大学院で2年間、環境政策、環境経済分析を学ぶ。
      2009年より滋賀県環境カウンセラー協会に所属。
    
  -40度の低温室から、夏に30度の外へ出ると、温度差は70度で血管が急に膨張し、ヒートショック現象
        が起こる事がわかり、労働安全衛生大学の産業医の見解を取り入れた作業条件を労使で決めた。
 
  〈特記事項〉                                                        
    1972年労働安全衛生大学修了。2006年神戸大学経済学部卒業。2008年同大学院経済学研究科、経済シス
      テム分析前期課程を修了。卒業論文及び、修士論文が、毎日新聞夕刊一面に掲載される。
      (いずれも環境問題がテーマ)
     * 追記:大学院終了後も、先生のご厚意で週1回大学院ゼミに通い続けて、学者を目指す若い方達と
        環境の勉強を続けている。しかし、2008年秋に脳卒中で倒れ、4ヶ月間入院を余儀なくされた。
        入院中、車椅子で環境カウンセラーの最終面接試験に臨み、何とか合格できた。

        大學、大学院では、近畿圏の焼却場や最終処分場を見学、視察に行っていますが、「住民紛争」
        以外はあまり現場経験がありません。 
        経験のない分野は、現在、他の先輩カウンセラーのお手伝いをしながら、修行中です。
        (住民紛争と大学の二足のわらじをはいた時期がありました。
        住民紛争には、語られていない多くの苦労話があります。
        この体験は語りるがれて行く必要があります⇒講演受け中
。)
  
          相談例政策提言など
                                      
         (1) 大津市のごみ袋有料化(45円/45ℓ袋)⇒本当に必要? どう考えたらよいか回答へ
                

         (2) 家庭の生ごみ大規模堆肥化⇒いいことと違う? そんなに単純ではありません回答へ
         (3) 近くの安定型処分場⇒ 硫化水素がまた出るのでは? 適切な対応を    工事中
         
         (4) 第3次滋賀県廃棄物処理計画(答申案)に対する 意見・情報募集 ⇒   県民への影響大・
           無関心は良くないと思います
 回答へ
         
         (5) 環境カウンセラー実績報告  回答へ

         (6) クリーンセンター滋賀は赤字を出しても存続すべきか 回答へ


                〈参考文献・資料のリスト〉・・・内容を要約してあります。

     (1) 山谷 修作 (2007)  『ごみ有料化』 丸善㈱
     (2) 佐藤 泉(監修) 日経エコロジー(編集) (2006)『廃棄物処理法完全ガイド2007年版』
     (3) 佐藤 泉(監修) 同掲書 (2) 第2章「目まぐるしく変わる法改正の経緯」 日経BP社
     (4) ㈱ジェネス(旧・西日本産業)著 (2006) 図解・『産業廃棄物がわかる本』 日本実業出版社
     (5) 山田 利春(編集) (2010) 「土壌汚染対策法と処理業・処理施設について」
     (6) 細田 衛武士 (2008) 『資源循環型社会』―制度設計と政策展望― 大学出版社
     (7
 服部 美佐子 杉本 裕明 (2005) 『ごみ処理費用のお金は誰が払うのか』 合同出版
     (8) 運営委員会編集 (2011) 家庭の省エネ・検定公式テキスト
     (9) 松下 和夫 編集 (2007) 『環境ガバナンス論』 京都大学学術出版会
     (10) 地域再生の環境学 淡路 剛久[監修] 寺西 俊一/西村幸夫 [編著](2006) 東京大学出版会
     (11) 地域と環境政策―環境再生と「持続可能な社会」を目指して 磯野いその 弥生やよい・除本のけもと
            理史まさふみ[編著](2006)勁けい草そう書房
     (12) 地域環境政策』 環境政策研究会編 姫野 順一 [編者代表](2012)ミネルバ書房
     (13) 藻谷・NHK(2013)『里山資本主義」角川書店
     (14) 宇沢 弘文『経済学と人間の心』(2003)東洋経済新聞社
     (15) 鷲田豊明・笹尾俊明(編)(2015)『循環型社会を作る』  岩波書店
  
   
                      
カウンセラー協会、環境・校外学習の支援活動  
       里山     
              先輩カウンセラーのお話                    北小松の浜で地曳網の体験

                                                                                                     ◆滋賀県カウンセラー協会の活動⇒工事中