製作年度:2010年 アメリカ 配給:20世紀フォックス
監督: ジェームズ・マンゴールド 出演:トム・クルーズ キャメロン・ディアス
2011年12月 DVDにて鑑賞
トムクルーズ主演のアクション映画にしては珍しくコメディー色が強い。肩の力を抜いたことがよかったのか、テンポよくサクサク進み暇潰しには丁度いいエンターテインメントに仕上がっている。MI2と3くらいだったらこちらがお勧め。コメディーをしてもアクションの殺陣やキャラ設定なんかは手抜かりなくて相変わらずかっこよく見せ、ものすごいプロフェッショナル魂を感じる。シュワちゃんは「ジュニア」で妊娠し、スタローンは「ママにお手上げ」でマザコン刑事をやり、バンダムは自虐映画を作り、セガールは「エグゼクティブ・デシジョン」で瞬殺、と一度は迷走役を経験するものだが、トムクルーズはそう簡単に安売りはしないし、どんなジャンルを演じてもかっこいいキャラ設定。自分大好きで「どう私かっこいいでしょ?」と言わんばかりのオーラが出ている。キャメロン・ディアスもなかなかの好演でどたばた役をやりきっている。たださすがに歳を感じてしまった。「首ったけ」の時の若さが懐かしい。最後までロマンチック全開ですっきりと観られる作品となっている。