◆ 心の赴くままに ◆

「短歌」

夏の日の 悲愴香るる 妃真加島

月夜の淑女は 誰をぞおもう [98/01/30]

 

「詩」

「母から娘へ」 [98/01/31]

しろ、なにものをもはじき返す、拒絶の色

くろ、すべてを吸収することで自己主張する

あか、あの日、私はこれに染まる、人形のいろ

赤い魔法 私の作りしもの、私の全て

人生で最高に贅沢な予定がここに書かれている

はやく、砂でいっぱいになれ! 時の砂で

あなたなら分かってくれるわよね

私のきもち・・・・・

 

ライトニング [98/09/12] アクセス3000突破記念

この世には、なにが残っているだろう。

さっきの夢は、何が込められているのだろうか

連歌のように詠みあげられていく螺旋

無限の空間へ飛び出すキミは

どこに行くのか知らずに、まっしぐら

止まるな、迷うな

たどり着いたところが、キミの家

 

冬のように [99/09/16]

寒い、とっても寒いんだ

凍り付くなんてもんじゃない

痛いんだ、引き裂かれそう

お風呂にもはいってみた

・・・・・ダメだった

思いっきり走り回ってもみたさ

・・・腹が減るだけだ

火に直接あてたよ

・・・・・何も感じない

このまま、死んでしまうのかな

そんなのいやだな そんなのや

もう一度、君に

やさしく だけど、強く

抱かれたかった

 

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