”やさしい”鉱物の体験教室 第66回
“ジパング”と呼ばれた「黄金の国」の“自然金”
砂金と 金の鉱石
かつて、日本は“黄金の国・ジパング”と呼ばれ、世界でも有数の金の産出国
でした。
平安時代、奥州藤原氏が治めていた東北地方・平泉の周辺には多数の砂金
の産地があり、そこからは大量の“金”が採取されていました。
江戸時代には、日本の各地で砂金や金鉱石として金が採掘され“小判”として
使われてきました。
残念ながら日本の金は現在、ほとんど掘り尽くされて、金の採掘は鹿児島県の
菱刈鉱山だけになっています。
今回の体験教室では、“黄金の国・ジパング”と呼ばれた時代や、江戸時代の
砂金地や、金山がどのようなものだったのか、昔の記録をもとにして、その場所を
訪ねてみようと思います。
そして、日本列島でどのようにして“金”ができてきたのか、その謎を地質学的
な側面から詳しく調べてみようと思います。
観察に観察に使った砂金の標本や、金鉱石の標本などの資料は差し上げます。
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2日間に分けて、同じ内容で実施します。
9月13日(土) 午前 10:00 - 12:00
9月14日(日) 午前 10:00 - 12:00
会場 : 高田クリスタルミュージアム展示資料館 受付 9:30~
対 象: 小学生から大人まで (小学生は4年生以上、保護者同伴)
※話の内容は大人向けです。毎回、3~5人の子供の参加が
あります。子供には少し難しい内容も含まれています。
内 容:
スライド
日本各地の“金山”から産出した砂金と自然金
日本の地質と、“自然金”の成りたち
実物の砂金の観察、金鉱石の観察
参加費: 大人 2,000円 小・中学生 1,000円 高校生・大学生 15,00円
資料・標本 1セット2,000円
定 員: 9月13日(土)、9月14日(日) 両日とも20人
第1希望、第2希望をお書きいただければ、定員に達した場合でも
第2希望で参加していただける場合があります。
申し込み:
9月13日(土)、9月14日(日) のどちらか、第1希望・第2希望を明記して
お申し込み下さい。
氏名、住所、電話番号、(小、中、高校生は学年) をお知らせ下さい.
申し込み先: 高田クリスタルミュージアム
電話でのお問合せは木,金,土,日 の10時~16時)
正式な申込は以下のメールからお申し込み下さい。
メールでの申込み
申し込みしめ切り: 9月7日(日)
定員に達した場合にはその時点で締め切らせていただきます。