設計について
特注で洋服をつくるように、一つひとつの建築を丁寧に設計しています。
クライアント（建主さん）とじっくり話をして、後々まで愛着をもっていだだけるように、住み心地や使い勝手がよく
なおかつ品のある建築をつくりたいと常々考えています。
古いジャズや、クラシック音楽は何度聴いても飽きません。質の高い小説は何年かするとまた読みたくなるものです。
そんなふうに、長い時間を経ても色褪せない建築を設計しようと思っています。
素材について
住宅を設計する場合には、無垢のフローリングや、漆喰などの自然素材を原則として使っています。
経年変化を楽しめるのと、理屈抜きで美しいからです。
キズや汚れは付きやすいですが、人工的な素材では決して味わうことのできない質感は他に代えることができません。
人間が歳を重ねていくように、建築の素材も同じように歳を重ねていくのが本来の姿なのではないかと考えています。
デザインについて
建築の寿命は長いので、その時間に耐えうるデザインを心がけています。
流行や奇抜さを追わず、10年、20年を経ても愛着を持つことができて、モダンでもある。
そんな建築を設計したいと思っています。
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