Q1 そもそも「LED」って何なの?
「LED」とは、簡単に申し上げるならば、電気を加えることにより発光する電子部品のことです。
少しの電気(電流)で発光が可能で、長寿命であることが特徴です。。
昨今、青色のLEDが発明されたことにより、光の3原色を構成できるようになり、白をはじめ様々な色の光を表現できるようになりました。これにより、一般照明への導入が、急速に進んでいます。
Q2 LED照明に取替えると、どのくらいの省エネになるの?
白熱電球(シリカ電球やミニクリプトン電球など)や蛍光灯から同じくらいの明るさのLED照明に取替えると・・・
- 白熱電球からLED に取替えると約80〜85%の省エネになります。(消費電力が1/6〜1/8に減ります)
- 蛍光管からLEDに取替えると約50%の省エネになります。(消費電力が約1/2に減ります)
(使用している器具などにより数値が異なる場合があります)
Q3 そのほかのメリットは何?
省エネ・節電のほかに次のようなメリットがあります。
- 長寿命のため、電球交換の手間が激減します。(ほとんどの種類が寿命40000時間と表示されています)
【脚立や椅子にのっての、高所の危険な作業が軽減します】
- 専用の調光器を使用または、調光機能付の照明器具を使用することにより、明るさを調整できます。
- 調色機能付の照明器具を使用することにより、発光の色を、電球色・白色・昼白色・昼光色と、変化できます。
- 虫が、LEDの光を認識しづらいため、虫が照明器具に集まることが少なくなります。
Q4 デメリットとしては何があるの?
デメリットとしては、使用する条件により、下記のような制限があります。
- 使用する条件により、下記のような制限があります。
・調光の仕組みが異なるため、従来の電球用・蛍光管用の調光器は使用できません。
・人感センサー付で、待機時に暗点(暗くつく)するタイプのポーチライト・門灯は照明器具の取替が必要です。
・密閉型の器具(防水型を含む)やダウンライトの上に断熱材が施工されている場合は、専用のLED電球を使用します。
上記のような制限を気付かずに使用した場合、器具やLED電球の破損につながる場合があります
- 光の直線性が強いため、電球のように、全方向を照らすことが難しい。(電球の向いている方向が明るい)
(現在、技術の進歩により、これらのデメリットは、次々解消されてきています。)
- 従来の電球・蛍光管に比べると、価格が若干高めである。
・価格は、普及につれ、少しずつ下がってきています。
・価格差は、電気代の節約分にて、十分カバーできると考えます。
Q5 メリット VS デメリット
上記のデメリットの制限をクリアすれば、LEDにしない理由が見つかりません。
数多いメリットが存在します。
使用頻度の多い照明ほど、効果が大きくなります。
設置上の条件など不明な点は、電気販売店・電気工事店または、当方にご相談ください。
新たに、電球・蛍光管をご購入の際は、是非、一度LEDをご検討ください。
Q6 お気に入りのレトロな照明器具でも、LEDにできるの?
お客様がお気に入りのレトロな蛍光灯器具を、外観はそのままに、LED電球のランプに変更した事例もございます。
多種・多様な場面に対応させていただきます。