身延山久遠寺の桜と三つ峠

2007年4月5〜6日(木・金)

    5日(晴れ)身延山の久遠寺へ桜を見に行こうと早朝自宅を出る。前日の荒れ模様が去って今朝は快晴である。
 圏央道であきる野へ向う途中では前日の雨が山では雪だったみえ奥多摩の山々は、
 今年初めての雪景色に輝いていていつもの山の姿より数段きれいな立派な山に変身していた。

  身延山久遠寺は日蓮宗の総本山とあって、さすがに豪壮な作りと歴史を感じさせるお寺さんであった。
 お目当ての桜は枝垂桜は花が散ったばかりでちょっと遅かったがそのほかの桜もありそれなりに満足であった。

身延山山頂より北岳 奥の院からの富士山 ちょっと遅かった枝垂桜 三つ又の花 満開の桜

  奥の院の展望台からは真っ白く輝いた南アルプスの北岳がよくみえた、手前の展望台からは富士山が逆光の中で
 顔を出していて眼下の市街地とあわせ景色も楽しめた。

堂々とした三門 大本堂 奥の院 満開の桜 西洋シャクナゲ

  ゆっくりとお寺と桜を見て廻り再び富士五湖へ戻り。まっすぐ自宅に帰ることも出来るが、せっかくなので
 明日は早めに帰らなくてはならないが三つ峠へ登っって富士山を眺めて帰ることにする。
 食事を済ませ最短コースの登山口へ向い登山口少し手前の道路の小広い場所を見つけテントを広げて寝たが寒さで、
 何度も目を覚ます羽目になってしまった。まだこの時期は冬のシュラフが必要だ。


   6日(晴れ曇り)
 目覚めてから、登山口へ向い、軽い食事と身支度を整い、7時ごろ登りだす。登山道と言っても着いてから解ったが、
 小屋が建っている所まで車が歩く林道であった。もっとも悪路で普通の車では走行不可能ではあるが小屋のジープでも、
 泥にはまって脱出不可能ではないかと思えるところが何箇所もあった。
 でも、歩くのは冷え込みがあり前々日の雪もあり、バリバリと雪と氷と霜柱の中で靴が汚れるようなこともなかった。
 (帰り気温が上がればドロドロのところも出る)

山頂手前の展望盤 電波塔がいくつもある 電波塔への道 三つ峠山頂 霜柱が面白い

  林道が終わるとそこは小屋の前だった。有名な富士山の撮影地とあってか、小屋の前には宿泊者専用の撮影地の札がかかっている。
 違う小屋には休むテーブル使用に100円の文字が、何か人が集まる山ほど味気がない。
 でも、富士山は全く見えない雲の中であった。小屋の前から岩場のゲレンデの方へと下り一寸眺め山頂へ行く。電波塔へも行ってみた。
 いくつも山の頂に建っている。戻ってみると登山者が到着していて少し言葉を交わしお目当ての富士山も見えそうにないので下山する。
 下る途中で何組かの登山者と出会う。

  その後甲府へ向い桃の花が満開の中を塩山から奥多摩へ抜け(湖畔は桜はまだ)自宅に順調に早々と帰り着く。
 

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