【月 日】 2003年(平成15年)10月25日 (土) 家内と二人
【所在地】 新潟県 1420m
【走行距離】 二王子岳、御神楽岳、田舎へ周り自宅まで895km
24日(金) 夜になってからの出発になり関越道で湯沢まで行き、後は一般道を走行して新潟、新発田市へ入る、疲れてきたし遅い時間なので新発田の郊外で適当な空き地で車中仮眠を取る。
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道中での紅葉 | 二王子神社 | 山頂からの飯豊山 | 山頂の避難小屋と青春の鐘 |
25日(土) AM5:00に起きて見ると雨が降っている。天気予報は良いほうに向かっている見たいなので取りあえず登山口の有る二王子神社まで車を走らせる。神社少し手前に右登山者駐車場の看板を見つけ、駐車場に停めるも雨は一向にやまず、どうしょうかな〜と又も横になりウトウトしてると7:30頃、隣に車が入り登っていく様子で目が覚めると雨も上がって青空も見え出したので、あわてて我々も支度をして、飯も食わずに8:00の出発になった。神社はすぐで沢山の車がすでに停まっていた。神社に向かい手前左から沢に沿って杉木立の中を登り、沢を渡り、一合目には大きな杉の木が、やがて雑木になるが紅葉はあまり良いとは言えない。二合目と三合目の間には水場があった。急登になり天然杉の有る三合目に着くと古い石祠が有る、その一寸先にはブロック作りのしっかりした避難小屋があり水場一分の看板も。この辺りの道は砂袋でよく整備された道でいかに登山者が多いか道を見ればわかる気がする。小さな起伏を繰り返し
やがて定山五合目だ。ここには高い柱が立っていた。六合目辺りからは、木の葉が落ちた木が多い、七合目が油こぼしでロープが張ってあった。七合目八合目間は深くえぐられた道を避け新しい道が付けられた急坂だ、いくつかの小池などが見えだし展望も良くなってくる。九合目に着くとそこは山頂の一角で山頂はすぐそこに見え奥ノ院の跡があり飯豊山も姿を表す、山頂はすばらしい展望だ。途中で最近降ったと見られる雪を日陰に見てきたので雪を頂いた飯豊山を期待してきたがまさしく雪をかぶった飯豊山がその全貌を現していた。大日岳から北俣岳、エブリ岳まで見える。反対には日本海と絶景である。大勢の人で広い山頂も一杯だ。
同じ道を下山して虎丸の二王子温泉へ行ってみる。ここは驚いた二王子スパークと言って温泉とゆうよりは公園の中に温泉があるといった感じでどこかのお寺か、なんかに迷う込んだのかと、さえ思ってしまった、立派な門の処で350円の(遅かったので普段は500円らしい)領金を払い中に入り食事は休憩室(暖房)でインターホンで頼むと持って来てくれ料金も高くは無かった。風呂も三種類あり雰囲気のある所だ。汗を流し次の山へと津川へ、上川村御神楽温泉の先へ移動広場を見つけ車中泊。
【月 日】 2003年(平成15年)10月26日 (日) 家内と二人
【所在地】 新潟、福島県境 1387m
【走行距離】 二王子岳、御神楽岳、田舎へ周り自宅まで900km
26日(日)起きて見るとまたまた雨である。御神楽岳は今年春の雨の時期に会津側より訪れ雨の為途中で敗退した所で再度の挑戦。二王子岳と組んだ関係で今回は室谷からと決めてきた。でもまもなく上がり雲も切れてきた。室谷の登山口に移動、途中で名水と書かれた道端の勢い良く水の出ているところで水を汲んでると大型バスが追越して行った。これは団体登山者だ。まいったな〜と話ながら後に着いて行く。枝道に入る所でそのバスは停まり人が降り始めた。我々はその先三キロぐらいか奥まで入ることが出来たので、団体が来る前に登ろうと慌てて支度をして直ぐ登り出す。看板に従い沢に添って登り沢を渡る(ロープ有り)なおも違う沢に添って登る。
山頂3時間30分とかの案内を過ぎると熊に注意などの看板も有った。山頂2:40の案内看板の先にも熊注意が、その先ちょうど半分ぐらいの所小沢に出る。山頂2:00とありここは休憩所ですの案内がある。尾根を暫らくのぼると大森と書かれた見とおしの良い所に出るが靄が掛かり今一つ遠望は効かず飯豊山も見えるらしいが確認出来ない。稜線上に出て夫婦杉を過ぎやがて雨乞峰に出る。栄太郎新道(蝉ヶ平ルート)の出会いで東面のスラブ状岸壁が見えてくる。その先少しで御神楽だけ山頂だ。それにしても道は物凄い泥んこ道で足元はどろどろだ。最初から山頂まで良い所は殆ど無い、何度も靴に着いた泥を落とさないと靴が重い、スパッツを用意しなかったのでズボンまでドロドロ、ベタベタ、出も登った山頂は遠望は効かずとも大岸壁を目の前に充分満足が行ったものだった。
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御神楽岳山頂 | 湯沢の頭の大岸壁 | 山頂より本名神楽岳 | 林道途中での紅葉 |
山頂は狭くすでに大勢の人で埋まっている所に食事をしていると、まもなく団体さんのお出ましで溢れだし本名神楽方向の登山道又写真をとって雨乞峰までひき返し休む人までいる始末だ。我々も団体さんに席を譲り下山にかかる、又泥との格闘だ。よそのルートの人はそんなに汚れていないのを知り(御神楽温泉の先までいくと蝉ヶ平ルートの道があったのを知らなかった)そちらのルートにすれば良かったなと?蝉ヶ平ルートの方が展望も良く面白みも数段上のようだ。下山して御神楽温泉で食事をして風呂で(紅葉祭りとかで一人300円)汗を流し会津から猪苗代湖に出て車中泊
27日(月) 猪苗代湖にて朝日を拝み福島田村に有る実家により母の墓参りをして、昼頃自宅へと東北道にて夕方4:30頃の帰宅と成った。今回は東北の紅葉と温泉、雪の飯豊山、御神楽の岸壁と充分楽しめる山旅となった。