月日 2002年(平成14年)4月18〜20日 (木〜土)
所在地 長野県
標 高 黒姫山2053m 飯縄山1917m
交 通 自宅―一般道―帰路一部高速道 距離505km
18日(木) 午後の早めに出発出来たので高速代をケチって一般道を行くことにする。一般道も良いもので高速では観られない景色を見ながら長野から戸隠へ、戸隠に入ると雪が路肩に見えだし林の中を覗くと一面雪が見えるの奥社の駐車場で仮眠することに。(戸隠の水芭蕉はまだ雪の下)
黒姫山 コース 大橋ー種池ー古池ー新道分岐ー新道ー大池分岐(尾根)ー山頂ー往路戻る
19日(金)晴れ 朝は冷えこんで霜で真っ白氷も張っているなかAM5:30移動古池コースの入口にも車を置けたが、AM6:00大橋の登山道入口に車を置き車道を少し進み古池のコースを霜柱を踏みしめ登り出す。登り出してすぐ一面の残雪でこれはルートがわからなくなるなと思い(以前、春の八幡平の焼山でルートを見失った)種池の手前から用意してきたビニールテープでマーキングをしながら登る。古池の廻りでは雪も溶けだし一部水芭蕉も顔を出していたこの先のちょっとの間は登山道も顔を出すもその先すぐ又一面の残雪である。所々にある古いマーキングや何かを見つけながら自分たちでこまめにマークを付けて歩くも最後はルートを見失い沢を詰めて新道分岐に出るここからは尾根伝いで大丈夫かと思ったが尾根が思いのほか広くルートを探しながらこまめにマークを付けていく。雪の急斜面を登るとルートは直角に曲がっている。最後の山頂直下は雪の壁が張り出しているので左のがら場へ逃げちょっと藪をこいで上部に出るとすぐ山頂でした。やったやったと思わず叫んでしまうたどり着けるかどうか心配な部分もあり二人で登頂を喜ぶ。AM10:45
![]() 林床は残雪で覆われている |
![]() 戸隠、妻山がまぶしい |
![]() 残雪が厚みをます |
![]() 広い尾根 |
山頂からは最高の天気に恵まれまさに360度の絶景だ。飯縄山、戸隠、、妙高、火打、雨飾山、妻、乙妻の背後には後ろ立山を中心に北アルプスの山々が白銀に輝いている。
![]() 記念にパチリ |
![]() 尾根越しに戸隠山 |
![]() 妻山と乙妻山 |
![]() 黒姫山山頂 |
AM11:30名残惜しいが下山も気が抜けないので山頂を後にする。下山は付けたマークを頼りに下るのだが登る時もそうでしたがあっち、だ、こっちだとかなりルート探しに苦労しました。尾根が直角曲がる所では私がそのまま進もうとしたら家内がこっちだとルートを見つけてくれ何度も家内の世話にもなりマークも付けたつもりでもかなり下山となると見失いがちで人間の記憶などいいかげんだな〜と思いました。(一応付けたマークは全部はずしてきたつもりです)誰にも会わない二人だけの素晴らしい(苦労しましたが)春山を満喫してきました。本当に天候に恵まれたおかげの春山登山でした。PM3:00誰にも会うことなく車に戻る。
![]() 山頂より戸隠、妻山 |
![]() 山頂より飯縄山 |
![]() 山頂より妻山 |
![]() 山頂より野尻湖 |
黒姫山からの焼山、火打山、妙高山
飯縄山 コース 一の鳥居からの山頂往復
20日(土)曇り 起きて見ると山はガスがかかり雲も多いが飯縄山へと向かう一の鳥居の駐車場に停め登山口出発AM5:45予報では昼を中心に晴れるとかで雨の心配は無い、展望なく寒いなか歩き出す一の鳥居の所から1番2番と石仏が現れ古くからの信仰登山があったのだなと感じながら歩む、全く雪が無いやっと11番の石仏がある辺りから登山道にもちょっと雪があるが問題にはならない、昨日とは大違いだ。飯縄神社のあるニセピークの手前で始めて雪が覆い尽くしているがほんの短い距離だ。ニセピークと山頂のあいだも一面雪が付いているが殆ど傾斜のない尾根で全く心配ない。AM7:35に着いてしまう。シャツにセーターまで着ても寒いので神社の中に戻りコーヒーを沸かしパンで食事を済ませ、再び山頂へ行ったりと2時間も山頂にいたが一向に天気が回復しないのでAM9:30下山10:40に車に戻る。くるときは1台の車も無かったが駐車禁止の筈の鳥居から中の空き地にまで車がいっぱいだ。さすがに土曜日で長野市民の憩いの山とあって大勢の人達に出会う。こんな所も昨日とは大違いだ昨日は全く踏み後も無く誰にも会わないのに今日は賑やかである。
![]() ニセピークにある飯縄神社 |
![]() 神社の背後にある石仏 |
![]() 飯縄山山頂よりニセピーク |
![]() ニセピークより山頂を見る |
AM11:00に山を後に一般道を帰り碓氷峠を超えてから高崎周辺の混雑を嫌い松井田妙義で高速の乗り自宅にPM3:40着、
春山を十二分に楽しんできました。