白馬大池・風吹大池

2001年(13)10月14〜16日(日〜火)

   14日(日)晴  出発が遅くなりPM9:00になり関越道、上信越道、北陸道と高速をとばす。AM0:10糸魚川出口近くのパーキングエリアで仮眠をとる。
  
   15日(月)晴  AM6:00起床今日も素晴らしい天気だ。平岩より蓮華温泉への道では冷え込み厳しく道端は霜で真っ白である。温泉にAM7:15駐車場はガラガラだ。軽い食事と身支度を終えAM8:00出発前回来た時には兵馬平から五輪尾根と登り朝日、雪倉、白馬、大池、蓮華温泉と回ったが、今回は温泉前からの道である。紅葉の便りをメールで知り訪れた山行であったが、山の木々はすでに葉を落とし冬枯れの様相である、でも天気はすこぶる良く、こんな良い日なのに平日の為か登山者は白馬大池まで日帰りで、とのご夫婦だけの静かな山である樹林の中を抜け大きな石の道を抜けると、突然展望が開け天狗ノ庭(AM9:40)である。雪倉岳、朝日岳などの山々が出迎えてくれた。これを過ぎてもまた樹林と石の道で白馬大池(11:15)の湖畔に出る。小屋はすでに冬季休業に入り周りにも誰もいない。

蓮華温泉駐車場 天狗の庭 白馬大池湖畔 白馬乗鞍より

  AM11:30白馬大池を立ち乗鞍岳への道は展望も良く這松の中大きな石を渡り歩く道でPM12:00乗鞍岳ここからは雨飾山、高妻山方面を見ながら天狗原までいっきに下る。乗鞍山頂から天狗原にかけてはかなりの人々に(栂池からの人達)出会えた。PM(1:00)それも千国揚尾根に入ると、もう静かでこの先一人の登山者にも会うことは無かった。ここから風吹大池までは以外に長くPM3:15山荘にたどり着く。山荘には人がいないかと思ったが明日にでも小屋終いにする予定だとおやじさんが日向ぼっこしていた、さっそくテントを申し込み(2人1600円)設営する、「寒いよ〜今朝は−8度だった。水が出なくなるので今日の内に汲んで置くように」と言われる。

乗鞍岳より白馬岳 乗鞍より雨飾方面 天狗原をみる 風吹大池

  16日(火)曇りときどき晴、ときどき雨  AM6:00起きて展望が良いよ、と親爺さんに言われた尾根に登ってみるが途中で雨が降ってくる。道理で昨夜はそんなに寒くはなかった筈と納得。テントに戻り食事をしている間に晴れ間も見え出す。テントを撤収。風吹大池の周遊路へ。AM8:40湖畔を巡りすぐに小敷池に着く。綺麗だ・・左の大池とは対照的な緑色の水をたたえて岩と樺の木々が絶妙のバランスで佇んでいる。ここだけでも周遊路を巡る価値があるな〜と歓声を上げる。それを過ぎ山荘と反対側近くに来てからちょっと奥に入ると血ノ池がある。あまり赤くは無いが静かな湖面に水草を浮かべ対岸の木々を写しひっそりと波ひとつ無い。池の渕を半周して神の田圃につく、すでに草紅葉ではなく冬枯れといった感じだこの先行き止まりでまた周遊路に戻り登りにかかる、今度は左手に大池が見下ろせる。対岸には小敷池も確認出来程なく科鉢池が右手の樹林の中に見えだし風吹天狗原へと飛び出す。ここも気持ちが良く山々が見渡せる。AM9:50笹目尾根に入る暫らく草原と小さな池塘も、しかし今朝の雨と小雨が降り出し悪い道が尚悪くなり靴はどろどろだ。PM12:00雨もさほどではなく無事林道に下山する。車道を30分さかのぼり駐車場に戻る。

小敷池 血ノ池 科鉢池 周遊路より風吹大池

  車から着替えを持ち楽しみにしていた、露天風呂へ(2人1600円)ここの露天風呂は(何も無くまったくの風呂だけなので女の人が入るには勇気がいる)小雨模様、平日、時間とよい条件で? 人がいないので女房も大自然の中の温泉を存分に楽しめた。一番上の薬師の湯(一番適温)からは裸のまま仙気の湯に移動この湯は桧で浴槽が作ってあり少しぬるめなのでのんびりと浸かる人が上がってくるのを見て交代する。この後、明日も休みなのでどこかとも思ったが明日は朝から雨との予報で自宅にPM10:00に帰宅。

神の田圃 薬師の湯より仙気の湯 薬師の湯 仙気の湯

  17日は予報通り全国的に雨,山の後片付けをする。雨だと山の後片付けも今一つである。

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