南アルプス  塩見岳(3、047m)

2001年(平成13年)8月1〜4日(水、木、金、土) 家内と二人

 1日(水) 自宅をPM3:30出発 圏央道を通り八王子より中央高速で松川インターへ途中雨が降る出す。松川町で買い物と食事をして暗い夜道を大鹿村へ道中が長く感じられこんな山の中に部落があるのかと思ったが、着いて見ると立派な集落に驚く、鳥倉林道入り口を確認してこれも立派な公園の中に車を止め仮眠することに、ところがパトカーが巡回してきて思わぬ訪問を受ける。仮眠の後山へ登ると言ったところ気をつけてとありがたいお言葉をいただきPM9:30には床へ…

烏帽子岳への道 三伏峠のテント場

2日(木) 鳥倉林道を行くかなり長いが舗装されたよい道でゲートのある所の駐車場にはかなりの車がすでに止っている。水場と仮設のトイレが有り2、30台は何とか停められそうである。ここから山を廻り込んで登山口までが見えているだけに大変だ。暫くぶりの山で三伏峠のテント場までなのでゆっくりと登る樹林帯の中なのと傾斜もゆるいのでそんなに暑さは感じないで助かる。峠まで1時間の所に最初で最後の水場がありテント場も水場が遠いとの事なので3gづつ担ぎ上げる。三伏峠のテント場は(一人600円)なかなか広く快適な所で設営後、時間があるので烏帽子岳まで登って見るがガスがかかり展望は得られず明日に期待する。遠くで雷も鳴り出したので戻り早々に食事をしてシュラフにもぐる。4時頃より雷雨がテントを叩くがそんなにひどくはなかった。テントは10張り程度か?夜はガス模様。


塩見小屋より塩見岳

塩見小屋より最後の登り

塩見小屋と塩見岳

本谷山の下りでの三伏小屋

お花畑

3日(金) AM3:30満天の星に気分も軽く起床、食事を取りAM4:40薄明かりのなか歩き出す。本谷山、塩見小屋と気分も荷も軽い、塩見小屋からの塩見岳はなかなかの迫力である。ここから山頂までちょっとした岩稜交じりの楽しい道である。山頂は西方、と東方の2つからなっている。展望は大きな富士山と間ノ岳、少し北岳、甲斐駒ヶ岳、仙丈岳が素晴らしい、また反対側には荒川岳遠くには中央アルプス、北アルプスとまさに絶景である。ゆっくりと展望を楽しみ下山にかかる11時頃より山頂部にはガスがかかりだし早い登頂でよかった。日差しが暑いまさに夏であるとにかく風が吹くとホッとする。テント場に着きまだ早いのでテントを撤収して下山することにする。林道に出てからが遠いPM4:30やっと車にたどり着く。行動時間十二時間である。車を飛ばし鹿塩温泉へ行くも夕方遅いので風呂は駄目そうなので食事をして分杭峠、高遠、茅野、諏訪の片倉館が8:30まで入浴出来たので入りそれから299を麦草峠まで行って仮眠するPM11:00に近い長〜い1日だった。


山頂より荒川岳方面

西峰より東峰を望む左に富士山

左より仙丈岳、甲斐駒、北岳、間ノ岳

 塩見小屋と塩見岳


4日(土) 車の物音であまり寝付けず早々起きだし土曜で遅くなると車も混みそうなので早く一般道を帰ろうと言うことになりAM11:00には自宅に帰り後かたずけが出来た。全般に花は少なかったが展望には恵まれよい山旅となった。

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