1・北東北、花と温泉の山旅

   01年6月24日(日)〜28日(木) 雨、雨、雨の毎日だったが花を楽しみ、温泉を楽しみ、弟との再会を楽しみ、
    本当に楽しく良い1400kmの山旅が出来た。

     24日(日) 朝出かけられずにPM五時の出発になる。ひたすら東北道を北へ、平泉、前沢ICで下車石渕ダムの手前で仮眠

焼石岳
     25日(月)朝起きると雨が降っている、尿前より中沼登山口(写真1)に四国は高知から来たという人達とあい前後して登りだす。
    中沼はガスの中で良く見えないすぐに雪が顔を出す(写真2)、上沼ではちょっとだけ山が見える(写真3)
    山頂も雨とガスの中だ。(写真4) 道中展望はないが色とりどりの花が歓迎してくれる。

   山頂で天気待ちをしていたら一瞬ガスが切れ向かいの山が顔を出し思わず歓声がでる(写真5)、下山にかかるころから雨が
  やみ時折目の前の展望は良くなり遠望はきかないがカメラを取出す余裕も出てくる山頂近くのハクサンイチゲ、チングルマ(写真6)
  がきれいだ。仙水沼の東焼石の分岐からは焼石岳の山頂も望めた(写真7)焼石は雪が豊富に残っており(写真8、9)

   水芭蕉の群落がいたる所にある(写真10)銀明水避難小屋は(写真11)新しくきれいな小屋で地元、前沢の話ずきで山好きの
  男性が小屋の掃除に来ていてこの辺の山の話を暫らく聞きゆっくりと下山にかかる。上沼ではミツガシワの群落がきれい。(写真12)

10 11 12

   山であったのは結局四国の人達と地元の人だけだった。下山をして水沢IC盛岡ICで弟と暫らくぶりの再会を楽しみ
  一緒に繋温泉に泊まる。



秋田駒ヶ岳、   
   26日(火)弟は仕事に私達は宿で握り飯の朝食を頂き国見温泉の登山口へ天気予報は今日は曇りとのことだったが
   すぐに雨が降りだし、1日中雨で大焼砂辺りでは風もすごい。(写真13)ここではコマクサが葉を出し始めていた早いのが
   一輪二輪咲いていた。 ガスで展望がなく 晴れていたらさぞきれいだろうなど思い歩いているといきなりのチングルマの
   大群落である。(写真14、15、16)それから男岳への斜面ではシラネアオイがいたる所にあり素晴らしい。(写真18、19)

13 14 15 16

   山頂でも全く展望は得られず(写真17)阿弥陀池のほとりからさえ避難小屋が霞んでいる。(写真20)雨を避け避難小屋で
   お茶を沸かし軽い食事をして下山する。山頂近くでは八合目からという人がかなりいた。雨が強くあまり写真をとれず
   残念だが花は見ごたえがある。展望を求めて再度、訪れたい山である。

17 18 19 20

   下山後国見温泉(400円)で汗を流すここはバスクリンのように緑色をした珍しい温泉で露天風呂も気持ちが良い再度弟と落ち合い
   盛岡ICから一関IC厳美渓を見て須川温泉に泊まる、ここの温泉も素晴らしい大きな内風呂、大プールに黄緑色をした大日岩を
   仰ぎ見る露天風呂とゆうことなしである。



栗駒山、27日(水)今日は弟も一緒に登ることに、コースは楽なのでゆっくりとでかけるが予報では昼頃から大雨で
    雷もといっている。 出かけるときから相変わらずの雨である。登山口は温泉のすぐわき源泉が。(写真21)吹き出して
    いる所を登り始めるすぐにドウダンツツジなどの花が見えだしまもなく名残ヶ原のにつくと、イワカガミの大群落だ
    (写真22、23、24)ここのイワカガミはきれいで大きくひときわ存在感がある。

21 22 23 24

   ガスの匂いの立ち込める中ちょっとのぼるとまもなく昭和湖である。(写真25)ここは神秘な色の水をたたえたきれいな所だ。
  それからも花がきれいだが(写真26)雨風ともに強くなり、早々下山した。下山後子安峡、木地山を周りジュンサイ沼で始まった祭りに
  よりおいしいジュンサイ汁をいただく。泥湯から立山、恐山、とともに三大霊場になっている川原毛地獄(写真27、28)に寄るが
  雨の為残念ながら、湯の滝へは入らずに秋の宮で博物館を見て鳴子は鬼首温泉に宿をとる。

25 26 27 28

    28日(木)鬼首温泉で弟と別れ間欠泉を見て(35年ぐらい前に訪れた時には無料で見られた。)新庄へ抜け天童でさくらんぼ狩り
   (一時間食べ放題で1,200円)を楽しんで 山形道をとおり楽しい旅を終えた。ちなみに埼玉では連日の暑さだったらしい

 bP9へ