三条の湯からの雲取山


2007年08月17日(金) 快晴  (家内と二人)

   前夜(16日)今年は遠出が出来ず山もご無沙汰でストレスがたまってきた。近場の山と考えたがこの時期は暑い、
  ただでさえ今日この頃の関東の暑さは異常なぐらい熱い、そんなわけで熱くなる前に登り早々下山を考え、前夜のうちに
  自宅を自宅を出発、一路、奥多摩を目指し奥多摩湖を通り過ぎ、お祭りから、林道に入り林道の終点に着くと4,5台の車があった、
  テントを張り寝ることに、 さすが山の上暑くも寒くも無く寝ることが出来た。

   04時頃起き出し軽い朝食と身支度を整え、ヘッドランプで歩き出す。林道終点から三条の湯の小屋の間は30分位だが、深い
  三条沢に沿った道で足でも滑らせると沢のそこまで落ちてゆくのでランプ頼りに慎重に歩く、小屋を過ぎまもなく明るくなりだし、
  日も差し出した、でも、こちらからは日差しが逆のうえ樹林帯に助けられ、あまり暑くはない、とは言っても大汗に違いは無いが、

  ま〜この時期この辺の山にしては早朝の登りとあって、楽なほうであろう・・・

   ガーミンのGPSでカシミールのルートを取り入れて確認しながら行ったが、実際のルートは結構違っているものだな〜と思えた。
  帰りか軌跡をたどる設定にしてきたが、こちらはおおむねそのままのトラックをたどってきた。

三条タルミからの富士山 山頂からの富士山 山頂の花畑 山頂標識と富士山


   山頂からは富士山から、南の、北岳・甲斐駒・荒川方面まで良い展望で3人の先客がすでにいたが、静かな山頂だった。
  みんな小屋から出てきた人たちで、そのうちの一人の71歳で目黒から来たという男性をひょんなことから、一緒することになる。
 
  その男性を含め三条の湯方面に下るといい下山して行った。我われは2人きりで軽い食事と梨など取り出し休んでいるうち。
  2人連れ、続いて単独と登ってきたので我われは腰を上げる。

   下山にかかり三条タルミに来ると、もうとっくに行っていると思った先ほどの男性がいるではないか。話してみると、最近山を始めたばかりとか、
  今来るときに3メートル位滑り落ちたとか、三条の湯へ下って丹波へ下ってバスに乗ろうとか、話すので、仮に三条の湯へ下ってからでも
  丹波まで行くにも、林道を下るにも大変な時間がかかるから、私たちが車で奥多摩まで乗せて行ってあげると、同行することになる。

   高齢者の山歩きも良いが今回のケースは一寸心配なケースだ。途中で東京都レインジャーの5人に会ったのだが、
  たまたまその時、男性が以前、 川苔山でやはり転んで苦労しているとき、レインジャーの人に助けていただき最後の
  下山までご一緒して下さったレインジャーの方に又お会いしたみたいで、その代わりを今度は我われがすることになってしまった。

   考えるに、昨日は鴨沢から登りきれず奥多摩小屋仁泊まったそうだが。下山をどう考えていたのだろう。
  山頂での後の2人と何か話しのついでに三条の湯から丹波へ抜けるのに10時間もあればつくだろうなどと話をしたとか、
  鴨沢へ同じ道を下るのは面白くないとか、三条の湯へ下ってどうするつもりだったのか、林道を下るにも2時間のうえかかるし、
  その先、お祭りからのバスにしても本数が少なく、全くあるか、ないか解らないのに、鴨沢へ下るのがこの状態を体力、交通の便等を考えて
  見たときにはベストだと思うのだが、下りも何も無い所はよいのだが、一寸した岩屑の道とかになるととたんに、不安定になりバランスが悪く危なっかしい。
  その辺どう思っていたのか?

   まあ〜12時ぐらいに何とか、足元を見やりながら無事林道終点まで来て車にて奥多摩の駅まで送り別れたが、
 これからの山まで考えると心配なことだ。

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