JACROS放送・行先パーツ大全
 

ここでは、JACROS詳細型や簡易詳細型で使われる、行先パーツを一覧にまとめたものを公開しています。毎日耳にするお馴染みのパーツから、次いつ聞けるか分からない貴重なパーツなどをコメントを交えながら紹介していきます。なお、JACROS放送の駅を通る確率が低い行先などは、掲載していない場合があります。ここに無い情報をお持ちの方などおられましたら、ご一報頂けると幸いです。

‐はじめに‐  

行先関連のパーツの種類はどのようなものがある?



まず、行先関連のパーツについて私は15種類に分類しており、博多行きを例に、以下にまとめてみました。

パーツ文面





使用場面 使用例
・博多行きは 案内放送、乗換放送

遅延放送、行先変更放送・・など
・6時、39分発、快速、「博多行きは」、4両編成です。

・6時、39分発、快速、「
博多行きは」、4番のりばに、変更となります。
・博多行きが 予告放送 発車放送 ・6時、39分発、快速、「博多行きが」、4両編成で入ります。

・(初期・中期型) 6時39分発、快速、「
博多行きが」、入ります。

・(初期、中期型) 3番のりばから、快速、「
博多行きが」、発車します。ドアに、ご注意ください。
・博多行きが入ります 予告放送(標準型の1999年に導入されたグループ。現在は更新され消滅) ・6時、39分発、快速、「博多行きが入ります」。
・博多行きです 停車中案内放送 ・6時、39分発、快速、「博多行きです」。
・博多行きの到着です 標準型の接近放送 ・6時、39分発、快速、「博多行きの到着です」。危険ですから・・・(略
・博多行きとなります 標準型の折り返し、始発列車

列番が変わる列車の接近放送
・6時、39分発、快速、「博多行きとなります」。危険ですから・・・(略
・博多行きが発車します 標準型の発車放送 ・3番のりばから、快速、「博多行きが発車します」。ドアに、ご注意ください。
・博多 停車駅放送。

他には多層建て列車で、専用のパーツが無い場合。
・特急、有明、4号、吉塚行きの、停車駅は、「博多」、終点、吉塚です。

・7時、43分発、普通列車、「
博多」、行橋行きは、8両編成です。
※例文の為実在しません。門司駅の放送とし小倉で分割するものと想定したものです。
・博多行き 列車が分割する場合

同時発車放送時

初期型、中期型の折り返し放送
・この列車は、前4両、8時20分発、普通列車、「博多行き」、後ろ3両、回送列車となります。

・1番のりばから、普通列車、「
博多行き」、2番のりばから、快速、荒尾行きが発車します。ドアにご注意ください。

・(初期、中期型)6時、39分発、快速、「
博多行き」、となります。
・博多行きの 停車駅を放送する際。

初期型、中期型の接近放送
・快速、「博多行きの」、停車駅は、大野城、南福岡、終点、博多です。

・(初期、中期型)快速、「
博多行きの」、到着です。危険ですから・・・(略
・博多までの 停車駅放送で、途中で区切る場合。

博多駅で博多止まりの特急列車接近時。
・快速、荒尾行きの、「博多までの」、停車駅は・・・(略

・特急、ソニック、50号、「
博多までの」、列車が到着します。
・博多です 停車駅放送で、終点駅の場合・・・など ・快速、博多行きの、停車駅は、大野城、南福岡、終点、「博多です」。
・博多で その駅で切り離す場合など ・この列車は、「博多で」、後ろ4両、切り離します。
・博多行きに 行先変更放送 ・快速、荒尾行きは、「博多行きに」、変更となります。
・博多には その駅には停車しないという、停車駅放送時に流れる。 ・・・・佐賀、新鳥栖、鳥栖、二日市、終点、博多です。「二日市には」、停車しません。
※例文は二日市に停車しない場合のものです。


例えば「博多」という1つの駅名で15種類のパーツがセットで用意されているものだと仮定しており、実際にその行先の列車が運転されずとも、断片的にどれか一つでもそのパーツが確認できれば、この15種類のパーツがそれぞれ存在しているものと考えています。極端に言うとこの中にある「博多」という駅名単体の停車駅で使われるパーツ、つまり快速や特急で耳にする停車駅のパーツは、全てその他14種類のパーツも存在している可能性があると踏んでいます。

これから紹介していく行先パーツは、これら管理人の仮定を踏まえた上でご紹介して参ります。但し、紹介するものは「実際に駅で流れているのを確認したもの」「駅名単体パーツ以外で、確認されたもの(駅名単体だと数が膨大になるため)」のみとさせて頂きますので、予めご了承下さい。さらに行先パーツを詳しく知りたい方は、行先パーツ紹介後、「さらに詳しく」のコーナーにて詳しく解説した内容を紹介していますので、興味がある方は合わせてご覧ください。



表記の説明
実際に管理人が、駅で放送が流れているのを確認。収録している音声は、クリックすると放送を聞くことができます。
○α 実際に管理人が、駅で放送が流れているのを確認したが、そのパーツがトーンの低い後付パーツとなっていた場合。
× 実際に運転されたが、放送(パーツ)無し。
「はじめに」で紹介したパーツ(駅名単体のは除く)のいずれかを確認。
昔のダイヤで設定されていた列車だが、放送を実際に確認できていない。
その行先の列車が運転され、現地で確認を行ったが違う行先が表示される等で確認不明。
補足 ‐後付けパーツとは?‐
ここで言う「後付けパーツ」とは、最初は用意されていなかったが、後から必要に応じて追加されたパーツを指します。基本的に初めから用意されたパーツは、ご存知の通りテンション高く放送されますが、後から追加したものはトーンは低く録音されています。

これにより、初めからあったのか、後から追加されているのかを分けて紹介しています。後付けパーツの場合は、初めは用意していなかったが、ダイヤ改正等で新たに新規に行先が設定され用意されたり、JACROS詳細型放送が導入され、パーツが必要になった場合など、その都度追加したものとなります。




・福岡地区

鹿児島本線(門司港〜荒尾)


・博多行き  九州全域で聞ける。通常のパーツの他に、小倉、戸畑、スペースワールドでは「福北ゆたか線経由 博多行き」が1つになっている、トーンの低いパーツがある。
・吉塚行き  朝のみに設定されている定期列車の他、臨時列車でも聞くことができる。
・箱崎行き ○α 現在定期列車では不使用。イントネーションを聞く限りでは、後から録音された放送の模様。なお通常のパーツと、トーンが低いパーツの2種類がある。低い方は、吉塚とJACROS簡易詳細型(大野城のページに掲載)、初期型放送の駅で使用。なお、現在のところ、トーンが高めで後付けなのは、この箱崎行きが唯一である。
・香椎行き  香椎線では香椎止まりの列車はあるが、鹿児島本線では香椎行きは存在しない。但し、停車駅放送で「香椎までの、香椎です」のパーツを確認してるので、香椎行きの放送はあると思われていたが、長者原駅の香椎線ホームにJACROS簡易詳細型が導入されたことにより、香椎行きのパーツの存在を確認できた。
・福間行き  福間行きの普通列車で聞くことができる。
・赤間行き  赤間行きの普通列車で聞くことができる。
・海老津行き  海老津行きの列車で聞くことができる。
・遠賀川行き  主に帰宅ラッシュ時に設定されていたが、現在は定期列車が消滅したので、臨時列車でしか聞くことはできない。
・折尾行き  折尾行きの列車で聞くことができる。
・黒崎行き  福北ゆたか線経由の黒崎行きの列車で聞くことができるが、本数は少ない。
・八幡行き  かつて、福北ゆたか線経由の八幡行き列車で聞くことができた。
・戸畑行き △ 戸畑は1面2線構造で、当然折り返しはできない。だが、大分駅の停車駅の放送で「戸畑です」のパーツを確認。
・西小倉行き  当駅での折り返し列車は通常無いが、パーツは存在している。恐らくこれが使われたのは、2回あった橋梁工事の時と、2014年と2015年の築城基地航空祭の臨時だけと思われる。
・小倉行き  特急、普通、快速問わず聞ける放送。
・門司行き  小倉方面からの門司行きの列車は定期でも臨時でも無かったが、2012年の臨時で登場し、初めて放送を確認した。
・門司港行き  鹿児島本線ではお馴染みの行先。
・竹下行き (博多駅は○α) 2015年3月改正より設定された。竹下は折り返し不可能であるが、パーツはトーンを聞く限り元々用意してあったもの。但し、なぜか博多駅のみは専用の後付けのトーンの低いパーツが使われている。
・南福岡行き  朝ラッシュ時には多数設定されているので、朝はよく耳にする。稀に、ダイヤが乱れた際に、行先変更でも見かけることがある。
・大野城行き △ 2014年度の快速有田陶器市号南福岡行きで、鳥栖と早岐で停車駅を放送する際に最後が「大野城です」と放送されたため、もしかしたら大野城行きの放送はあると思われる。
・二日市行き  二日市行きの普通列車で聞くことができる。
・原田行き  原田行きの普通列車で聞くことができる。なお、原田行きは元々設定は無く、2007年より新しく設定されたものである。
・基山行き  基山行きの列車は現在定期では存在せず、筑後川花火臨や、バルーンフェスタ臨で基山行きが設定されている。
・鳥栖行き  鳥栖行きの列車で聞くことができる。
・久留米行き  久留米行きの列車で聞くことができる。
・荒木行き  荒木行きのの列車で聞くことができる。
・羽犬塚行き  羽犬塚行きの快速、普通で聞くことができる。
・瀬高行き  瀬高行きも定期では存在しないが。筑後川花火大会臨で瀬高行きが設定されていた。2012年からは、瀬高駅の2番線が使用停止になったので、現在は臨時でも設定が無く、聞くことができない。
・銀水行き  銀水行きの列車で聞くことができる。
・大牟田行き  大牟田行きの列車で聞くことができる。二日市では久留米まで快速列車と、鳥栖まで快速列車に限り
久留米まで快速の大牟田行き/鳥栖まで快速の大牟田行き」という二日市オリジナルのパーツがある。
・荒尾行き  荒尾行きの列車で聞くことができる。二日市では久留米まで快速列車に限り「久留米まで快速の荒尾行き」という二日市オリジナルのパーツがある。


福北ゆたか線・香椎線・若松線・日田彦山線・日豊本線(小倉〜中津)・平成筑豊鉄道


・篠栗行き  篠栗行きの列車で聞くことができる。
・桂川行き  2面3線の桂川はパーツあり。ダイヤが乱れて桂川止まりが走ると聞くことができる。但し、放送が更新された原田駅で、折り返し放送だけだが、桂川行きの放送が毎日聞けるようになった。かつては1月1日のカウントダウンの臨時でも設定があった。
・飯塚行き  飯塚行きの列車で聞けるが、小倉方面からの飯塚行きは、夜1本しかない。
・新飯塚行き  新飯塚行きの列車で聞くことができる。
・直方行き  直方行きの列車で聞くことができる。
ちなみに、行橋駅の平成筑豊鉄道のりばでは、イントネーションが若干異なるパーツが流れる。
・中間行き  現在不使用。かつて設定されていた中間行きで聞けた。
・若松行き  若松行きの列車で聞くことができる。
・宇美行き  宇美行きの列車で聞くことができる。
・雁ノ巣行き  雁ノ巣行きの列車で聞くことができる。
・西戸崎行き  西戸崎行きの列車で聞くことができる。
・苅田行き  苅田行きの列車で聞くことができる。朝1本のみの運転。
・城野行き  2019年の築城基地航空祭号で、宇島→城野が1本設定されたため、行橋駅で初めてパーツを聞くことができた。日豊本線内では普段まず設定されることが無い為、かなりのレアパーツと言える。
・小波瀬西工大前行き α 築城基地航空際の臨時列車で運転される行先。
設定された当初は放送が用意されておらず、中津駅がJACROS放送になった際に追加され、イントネーションからしても後から録音されたパーツである。
・行橋行き  行橋行きの列車で聞くことができる。
・新田原行き  新田原行きの列車で聞くことができる。
・宇島行き  こちらも築城基地航空祭の臨時列車で運転される行先の列車。
定期列車では設定が無い。
・中津行き  中津行きの列車で聞くことができる。
・石原町行き × 8月に運転される臨時列車。遠隔放送ではパーツがあったのだが、JACROS簡易詳細型の城野駅で放送が無かったので(博多行きと放送された)、無いものと思われる。
・田川後藤寺行き  田川後藤寺行きの列車で聞くことができる。
・添田行き α(中期型小倉駅は 添田行きの列車で聞くことができる。中期型ではトーンの高いパーツが使われていたが、放送更新に伴い全てトーンの低いパーツに録り直されている。
・彦山行き α 2014年春に、新飯塚がJACROS簡易詳細型に更新され聞けるようになった放送で、通常流れるのは折り返し放送のみ。イントネーション的に後付けパーツだが、小倉駅等にもパーツがあるのかは不明。
・金田行き 

・崎山行き 

・犀川行き 
平成筑豊鉄道の行先。行橋駅5番のりばで聞くことができる。なお、直方行きもあるが、イントネーションが通常版とは異なる。ちなみに、2012年の改正で、昼間運転される列車の減便が行われ、崎山行きは現在聞くことができない。


・佐賀・長崎地区

長崎本線・唐津線・筑肥線・佐世保線・大村線・松浦鉄道


・中原行き α バルーンフェスタの臨時で設定されていた行先。毎年運転されていたが、2009年以降一度も設定されていない。トーンからして後付である。余談だが、停車駅放送で使われる「中原」のパーツは、肥前山口・佐賀と鳥栖ではイントネーションが異なっているので、もしかしたら中原行きの放送が鳥栖にもあるならば、こちらも鳥栖オリジナルバージョンの可能性がある。
なぜ鳥栖だけパーツが違うのかと言うと、当時中原行きは、肥前山口・佐賀の上り方面へしか発着しおておらず、鳥栖からの中原行きは無かった。しかし、2011年から快速となり中原も停車駅になっているので、鳥栖でも停車駅を言う必要が出てきたので、別に「中原」のパーツを後から新規に付け足したという可能性が高い。すなわち、中原関連のパーツは鳥栖には入れてなかったと思われる。
・吉野ヶ里公園行き  同じくバルーンフェスタ臨などで設定される。2011年ではわずか1本だけとなっていたが、以降設定が無い。こちらはトーンを聞く限りでは元からあったパーツであるが、吉野ヶ里公園は少なくとも2000年代時点で有田陶器市号の停車駅であり、「吉野ヶ里公園」の停車駅パーツは用意されていたので、行先パーツも存在していたものと思われる。(実際に放送更新前の南福岡にて、有田陶器市号の停車駅放送で「吉野ヶ里公園」はパーツがあったが、「神崎」は停車駅にも関わらず放送されていなかった。そして放送更新後に「神崎」が追加されている。もちろん鳥栖や佐賀で流れる「神崎行き」のパーツもトーンの低い後付である。)
・神埼行き α こちらもバルーン臨の行先。中原行きと同じく、2009年以降は設定が無いが、鳥栖→神埼間の臨時列車で神埼行きが運転されたことがある。2013年度から1本だけ快速として復活したりしたが、現在は神埼行きの自体の設定は無い。上で解説した通り、神崎行きはトーンを聞く限り後付けパーツである。
・佐賀行き  佐賀行きの列車で聞くことができる。
・鍋島行き ○ 2019年4月28日に運転されたサガントス号で鍋島行きが設定、放送を確認できた。恐らく、2011年度にバルーンフェスタ号で快速停車駅だった為、久保田、牛津行きと共に鍋島もパーツの用意はしたが、結局2012年からは鍋島は通過となっている。なお、2012年から一時期停車駅放送の最後に「鍋島には」のパーツが使われていたので、そこで鍋島関連のパーツがあるのは確認できていた。
佐賀の鍋島行きになったのは、臨時かもめが運転日で佐賀駅のホームを塞いでしまっているからと思われる。
・肥前山口行き  肥前山口行きの列車で聞くことがでる。
・肥前鹿島行き  肥前鹿島行きの列車で聞くことができる、
・肥前浜行き  肥前浜行きの列車で聞くことができる。
・肥前飯田行き × 2014年のガタリンピックの臨時で設定されたが、佐賀駅ではパーツは存在しなかった。
・多良行き  多良行きの列車で聞くことができる。
・肥前大浦行き  肥前大浦行きの列車で聞くことができる。
・小長井行き α 2014年3月より新設された。小長井行きは折り返しできない構造のため、パーツはもちろんトーンの低い後付け。列車は駅の先にある信号所で折り返す模様。
・湯江行き  湯江行きの列車で聞くことができる。本数は1日2本。
・諫早行き  諫早行きの列車で聞くことができる。肥前山口、早岐、ハウステンボスで聞けるが、いづれも21時過ぎ、しかもそれぞれ1本だけなので、収録には苦労する。
・喜々津行き α 喜々津行きは長崎駅から1本あるが、長崎に自動放送が無いので放送は聞けない。しかし、2016年にウォーキング臨と浦上駅付近の線路切替工事で諫早を発着したことがあり、その際にパーツの存在を確認。
・長与行き ○(初期型時代は×) こちらも、長崎→長与行きが列車があるので、長崎に詳細型が入れば聞ける・・・が、諫早→長与の臨時が運転された際、パーツが存在していなかったことが判明。但し現在放送更新後の諫早では、バグで「長与行き」の放送が流れたという情報を頂きました。
・長崎行き  長崎行きの列車で聞くことができる。
・多久行き α 多久行きの列車で聞くことができる。
・唐津行き  唐津行きの列車で聞くことができる。
・西唐津行き  西唐津行きの列車で聞くことができる。
・武雄温泉行き  2012年の有田陶器市号で武雄温泉行きが設定され、パーツがあるのを確認。
・上有田行き  長崎からの有田陶器市号で設定される行先。2012年からは、武雄温泉まで延長された。なお、早岐→上有田の区間列車が運転された年もあった。
・有田行き  同じく有田陶器市号等で聞けた行先。定期では有田行きは運転されない。
・早岐行き  早岐行きの列車で聞くことができる。なお、1本だけ鹿児島本線から直通する列車がある為、福岡地区では方面フレーズが入る事が多い。
また、二日市では「鳥栖・佐賀方面 早岐行き」という二日市オリジナルのパーツが登場している。
・佐世保行き  佐世保行きの列車で聞くことができる。
・ハウステンボス行き  ハウステンボス行きの列車で聞くことができる。
・竹松行き α 竹松行きの列車で聞くことができる。イントネーション的に、後から録音された模様。
・伊万里行き α 2011年か改正から登場した、早岐→伊万里行きの列車で聞くことができる。運転は、午前中の1本のみ。
・たびら平戸口行き 標準型は○α) 現在は不使用。2010年まで設定されていた、ハウステンボス→たびら平戸口行きで聞くことがきた。早岐駅では、新規の録音されたトーンが低いパーツだが、ハウステンボスでは、初期からあったと思われるトーンの高いバージョンが聞けた。
・佐々行き ▽ かつては、シーサイドライナーが佐々まで運転されていたことがあるので、パーツはあると思われる。


・熊本地区・大分地区

鹿児島本線(荒尾〜八代)・豊肥本線(熊本〜大分)・三角線・肥薩線



・長洲行き  長洲止まりの有明号で聞くことができる。2011年に長洲行きの有明が設定されるまで、長洲行きの定期列車は存在しなかった。
・玉名行き  玉名行きの列車で聞くことができる。本数は少なめ。
・植木行き  植木行きの列車で聞くことができる。近年登場した新しい行先だが、本数は朝に数本のみ。
・上熊本行き ▽ 上熊本駅はかつて2面3線で、2003年には臨時で上熊本行きが運転されている。
・熊本行き  熊本行きの列車で聞くことができる。
・宇土行き  宇土行きは、列車の幕にも入っていないが、かつては2面3線だった為かパーツは存在していた。一応、1面2線になった現在も、折り返しはできる構造である。
・有佐行き α こちらも2面3線構造なので、折り返しができるが、2014年の2月についに有佐行きが設定され、熊本にてパーツがあるのを確認。パーツは後付なので、元々は無かった模様。
・新八代行き α かつて鹿児島中央で、オーシャンライナーさつま号の新八代行き列車で聞けたが、過去のリレーつばめ時代も、新幹線が運休した際は、聞くことがあった。
・八代行き  八代行きの列車で聞くことができる。
・人吉行き 熊本 ○ 別府・大分 ○ 人吉行きの特急列車、SL人吉などで聞くことができる。なお、パーツは熊本のものと、大分・別府のもので2種類存在する。
・吉松行き α 吉松行きの列車で聞くことができる。
・水前寺行き  かつては、水前寺行きの有明などで聞くことができたが、現在は水前寺行きの定期での設定は無い。
・武蔵塚行き  こちらも、かつては武蔵塚行きの有明で聞くことができた。同じく現在は武蔵塚止まりの列車は無いので聞くことはできない。
・光の森行き α 光の森行きの列車で聞くことができる。
・肥後大津行き  肥後大津行きの列車で聞くことができる。
・立野行き  立野行きは、臨時でも定期でも設定実績は無いが、2012年の豪雨の影響で、7月末から9月始めまでの、1ヶ月程度運転されたことがある。放送も存在しているが、中期型時代の「あそ1962」の停車駅放送では「立野までの、立野です」のパーツも確認している。熊本地区ではレア度No.1の放送と言ってもいい。
・赤水行き △ 大分駅で、九州横断特急の停車駅放送に「赤水です」とパーツがあったので、放送はある可能性がある。
・宮地行き  宮地行きの列車で聞くことができる。なお、博多、鳥栖、久留米、大牟田の4駅はトーンの低いパーツが使われている。
・豊後荻行き  かつて大分から豊後荻行きの列車が設定されていた時期があり、放送があると思われていたが、大雪に伴う行先変更に伴い放送を確認。
・豊後竹田行き  豊後竹田行きの列車で聞くことができる。
・緒方行き   緒方行きは定期で設定が無いが、2019年4月13日に運転されたウォーキング臨にて、放送を確認することができた。
・三重町行き  三重町行きの列車で聞くことができる。
・犬飼行き (標準型パーツは○α 犬飼行きの列車で聞くことができる。
・竹中行き ? 2014年の11月に臨時で定期の中判田行きの延長という形で運転された。延長ではあるものの、大分では「中判田行き」として案内された為、パーツがあるのか不明。なお、遠隔放送では竹中行きと放送された。
・大分大学前行き ×  2018年10月に台風により線路障害が発生し際に運転された。パーツは無し。
・中判田行き (標準型パーツは○α 中判田行きの列車で聞くことができる。


日豊本線(中津〜延岡)・久大本線


・柳ヶ浦行き  柳ヶ浦行きの列車で聞くことができる。
・宇佐行き  宇佐行きの列車で聞くことができる。
・中山香行き  中山香行きの列車で聞くことができる。
・杵築行き  杵築行きの列車で聞くことができる。
・日出行き  日出行きの列車で聞くことができる。
・大神行き  大神行きの列車で聞くことができる。
・亀川行き  亀川行きの列車で聞くことができる。
・別府行き  別府行きの列車で聞くことができる。
・大分行き  大分行きの列車で聞くことができる。
・大在行き  大在行きの列車で聞くことができる。2008年より設定された行先なので、パーツは後付となっている。
・幸崎行き  幸崎行きの列車で聞くことができる。
・臼杵行き  臼杵行きの列車で聞くことができる。
・津久見行き  津久見行きは、通常設定が無く、1年1本だけ走る臨時列車のみで見ることができる。大分地区ではレア度No.1の放送と言える。815系や415系の幕にも入っていない。
・佐伯行き  佐伯行きの列車で聞くことができる。
・重岡行き α かつて、大分始発、重岡行きの列車が設定されていた。大分始発なので、放送は確実に流れたと思われていたが、2018年のダイヤ改正で亀川発、重岡行きが設定されたため、放送を確認することができたが、2019年の改正で再び佐伯行きになったため、聞けたのはわずか1年のみだった。
・延岡行き  延岡行きの列車で聞くことができる。
・豊後国分行き ○α 豊後国分行きの列車で聞くことができる。設定は朝1本だけ。
・向之原行き  向之原行きの列車で聞くことができる。
・庄内行き (標準型パーツは○α 庄内行きの列車で聞くことができる。
・由布院行き  由布院行きの列車で聞くことができる。
・豊後森行き  豊後森行きの列車で聞くことができる。本数は少なめ。
・日田行き  日田行きの列車で聞くことができる。
・うきは行き  うきは行きの列車で聞くことができる。
・筑後吉井行き  筑後吉井行きの列車で聞くことができる。
・善導寺行き ○α 善導寺行きの列車で聞くことができる。毎日運転の朝1本と夜1本の2本だけの運転。


・鹿児島地区・宮崎地区

鹿児島本線(川内〜鹿児島)・日豊本線(鹿児島〜南延岡)・指宿枕崎線・肥薩おれんじ鉄道(旧・鹿児島本線)



・川内行き  川内行きの列車で聞くことができる。
・伊集院行き  伊集院行きの列車で聞くことができる。
・串木野行き  串木野行きの列車で聞くことができる。
鹿児島中央行き ○α 鹿児島中央行きの列車で聞くことができる。なお、西鹿児島時代も、西鹿児島行きのパーツがあった。
・鹿児島行き  鹿児島行きの列車で聞くことができる。
・重富行き ○α 不定期で開催される、重富駅最寄りのゴルフ場で大会がある年に走る。イントネーション的に後付パーツだが、「重富行きが」と「発車します」の間が少し空いてる(この間が空くのは九州新幹線部分開業時に追加された行先パーツの特徴)ので、鹿児島中央に放送導入時からパーツは用意していたのかもしれない。
・帖佐行き ○α 上に重富行きと同じく、ゴルフ大会の臨時で設定。なお運転は2017年からで、それまでは重富行きのみだった。帖佐は折り返し可能駅なので、稀にダイヤ乱れでも走ることがあるらしい。
・隼人行き ? 宮崎始発と国分始発の隼人行きが1本づつあるが、なぜか宮崎では「吉松行き」と放送され、国分も接近時は簡易放送となるため確認できていないが、恐らくあると思われる。
・国分行き (伊集院駅はα) 国分行きの列車で聞くことができる。なお、伊集院駅では、本来宮崎駅用で準備されたと思われる思われるトーンの低いパーツが使用されている。
霧島神宮行き  現在不使用。2010年度まで運転されていた、短距離運転の特急「きりしま」のみで聞くことができた。
・西都城行き ○α 西都城きの列車で聞くことができる。現在は宮崎駅でしか聞けないが、鹿児島中央の停車駅パーツトーンが高いので、都城行きと同じく鹿児島中央駅のものは、トーンの高いものが聞けると思われる。
・都城行き (宮崎駅は○α 都城行きの列車で聞くことができる。なお鹿児島中央ではトーンの高いパーツであるが、宮崎駅ではなぜか新規に録音された後付パーツが使われる。この後付パーツはJACROS簡易詳細型の伊集院でも確認している。
・田野行き ○α 田野行きの列車で聞くことができる。
・南宮崎行き  南宮崎行きの列車で聞くことができる。
宮崎行き  宮崎行きの列車で聞くことができる。
・宮崎空港行き  宮崎空港行きの列車で聞くことができる。
宮崎神宮行き ○α 宮崎神宮行きの列車で聞くことができるが、朝1本のみしか運転されない。
・佐土原行き  佐土原行きの列車で聞くことができる。
・高鍋行き  高鍋行きの列車で聞くことができる。
・都農行き ○α
・東都農行き ○α 2017年のダイヤ改正で設定された行先だが、2018年から延岡行になったため、設定されたのはわずか1年という短さだった。
・日向市行き △ こちらも停車駅放送で「日向市です」を確認しているので、放送はあると思われる。
・南延岡行き  現在不使用。かつては、大分から南延岡まで運転される列車で、聞くことができた。現在でも、天候不良などで、南延岡行きの列車が走ることもあるらしい。
・水俣行き ○ 現在はおれんじ鉄道区間だが、昔は有明の水俣行きが1本設定されており、博多駅で聞いたことがある。残念ながら放送は収録していない(というより、当時は機材が無かった)
・出水行き  現在は下記の「肥薩おれんじ鉄道、出水行き」と新しいパーツが熊本駅で使用されているが、鹿児島中央では昔からあった貴重な「出水行き」だけのパーツを使用している。新幹線が開通する以前は、熊本→出水があり、中期型時代の熊本駅でパーツが聞けただろうが、標準型バージョンが使われたのは、鹿児島中央が初めてだと思われる。その後は、熊本駅でも接近放送だけだが「出水行きとなります」という折り返し放送が流れている。
・肥薩おれんじ鉄道 出水行き ○α こちらは「スーパーおれんじ」や「オーシャンライナーさつま」で使われるパーツ。熊本と鹿児島中央で聞けるが、鹿児島中央では上記の「出水行き」単体のパーツが使われ、肥薩おれんじ鉄道出水行きと流れるのは接近放送のみ。
・慈眼寺行き α 2016年のダイヤ改正より登場。慈眼寺駅は高架化となり、折り返しが可能な構造となっている。
・五位野行き ○α 五位野行きの列車で聞くことができる。運転は夜3本しか無く、しかも土日となれば最終列車1本だけという、中々収録が厳しい放送。
・瀬々串行き α 瀬々串行きは通常設定が無いが、大雨等で指宿枕崎線が一部不通になった際瀬々串折り返しとなることがある。
・喜入行き ○α 喜入行きの列車で聞くことができる。
・指宿行き ○α 指宿行きの列車で聞くことができる。
・山川行き ○α 山川行きの列車で聞くことができる。
・西頴娃行き  西頴娃行きは鹿児島中央からの設定は無いが、指宿枕崎線の保守工事の関係で鹿児島中央発、西頴娃行き設定されたため、放送の存在を確認できた。
・枕崎行き ○α 枕崎行きの列車で聞くことができる。放送が聞ける鹿児島中央からの本数は少ない。



吉都線・日南線


・青島行き ○α 青島行きの列車で聞くことができる。本数は朝の1本だけ。
・油津行き ○α 油津行きの列車で聞くことができる。
・南郷行き ○α 南郷行きの列車で聞くことができる。
・志布志行き ○α 志布志行きの列車で聞くことができる。


・2階建て、3階建て列車

鹿児島本線・長崎本線


※ここで掲載するのは、複数の行先の内容が1つのパーツとなっているものを掲載します。
既存のパーツの組み合わせのもの(例えば二日市のように「ハウステンボス」と「佐世保行きは」はのパーツを組みわせたもの)掲載していませんのでご了承ください。

・長崎・ハウステンボス・佐世保行き  現在不使用。2011年までの、かもめ・ハウステンボス・みどり併結列車で聞くことができた。
・長崎・佐世保行き  現在不使用。2011年までの、かもめ・みどり併結列車で聞くことができた。
・ハウステンボス・佐世保行き  ハウステンボス・みどりの併結列車で聞くことができる。
・佐世保・ハウステンボス行き  上のハウステンボス・佐世保行きが逆になったもの。本来はハウステンボス号が先頭になるので聞けないのだが、2016年度の佐賀駅で聞け、さらに早岐でも一部列車で誤って?流れたことがある。
・肥前大浦・早岐行き  現在不使用。2011年からは、下の早岐・肥前大浦行きに順序が逆になっている。
・早岐・肥前大浦行き  早岐・肥前大浦行きの列車で聞くことができる。朝1本だけの設定。
・門司港・下関行き  朝に1本存在する門司港・下関行きで聞くことができたが、2019年の改正で消滅した。
・下関・門司港行き  現在不使用。かつて、門司港・下関行きと共に、下関・門司港行きの設定もあった。下関行きが先頭になっているので、放送も逆になっている。
・佐賀・荒尾行き ○ 昔、南福岡で聞いたことがある行先。鳥栖で、切り離して運転を行う列車だが、記憶があいまいでパーツが「佐賀」と「荒尾行き」の組み合わせか「佐賀・荒尾行き」で1つのパーツなのかが不明。
・新山口・門司港行き ▽ どちらも、2001年〜2003年の時刻表にて運転されていたのを確認。もし放送があったなら、行橋、小倉などで流れていたと思われる。
・小郡・門司港行き ▽



九州外の行先

山陽本線・山陰本線など


・下関行き  下関行きの列車で聞くことができる。
・宇部新川行き ▽ 2001年の時点で、小倉から、宇部線の宇部新川まで直通している列車を確認している。なので、小倉では放送が流れていただろう。
・新山口行き
(旧名・小郡行き)
小郡行きは昔、大牟田→小郡の行きに乗車したことがあり、二日市や南福岡で放送を聞いたことがある。
新山口行きは小倉で1回だけ聞いたことがある。なお、新山口行きの放送は、「Urban Tobu Net」、Mc223-5005様よりご提供頂いた音声です。
・小串行き ▽ こちらは山陰本線直通列車。小倉から直通していたので、放送はあったと見ていい。
・滝部行き ▽ こちらも山陰本線直通列車。小倉から直通していたので、放送はあったと見ていい。
・長門市行き ▽ 同じく山陰本線直通列車。小倉から直通していたので、放送はあったと見ていい。
・益田行き ○α 小倉発着の特急「いそかぜ」で聞けた。ちなみに、元々は米子行きだったのが、益田行きに運転縮小した為、パーツは後から録音されたものだった(イントネーションが微妙に低い)。このことから、益田行きは初めはパーツが無かったことが判明した。
・米子行き ▽ いそかぜが、米子まで運転されていた時に聞けたと思われる放送。いそかぜは、2001年から益田までに縮小されているので、聞けた期間は短いのかもしれない。
・大阪行き ? 寝台列車の為に、放送がありそうな予感。私が知る限り、大阪行きの列車は運転されていない。博多から大阪行きの列車があったかどうか不明。
・新大阪行き  ムーンライト九州で聞くことのできた放送。
・京都行き  寝台特急「あかつき・なは」などで聞けた放送。
・東京行き  寝台特急「はやぶさ・富士」などで聞けた行先。JACROSでは、東京が最も九州から遠い行先のパーツだと思われる。


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※さて、いかがだったでしょうか?上記のページには、実際に運転された行先のパーツをメインに掲載していますが、恐らくはこれ以上にも様々な行先パーツがあるでしょう。ここからは行先パーツについて、私の個人的な見解を含めて解説していきます。

1、行先パーツの種類はどのようなものがある?


まず、行先関連のパーツについて私は15種類に分類しており、博多行きを例に、以下にまとめてみました。

パーツ文面





使用場面 使用例
・博多行きは 案内放送、乗換放送

遅延放送、行先変更放送・・など
・6時、39分発、快速、「博多行きは」、4両編成です。

・6時、39分発、快速、「博多行きは」、4番のりばに、変更となります。
・博多行きが 予告放送 発車放送 ・6時、39分発、快速、「博多行きが」、4両編成で入ります。

・(初期・中期型) 6時39分発、快速、「博多行きが」、入ります。

・(初期、中期型) 3番のりばから、快速、「博多行きが」、発車します。ドアに、ご注意ください。
・博多行きが入ります 予告放送(標準型の1999年に導入されたグループ。現在は更新され消滅) ・6時、39分発、快速、「博多行きが入ります」。
・博多行きです 停車中案内放送 ・6時、39分発、快速、「博多行きです」。
・博多行きの到着です 標準型の接近放送 ・6時、39分発、快速、「博多行きの到着です」。危険ですから・・・(略
・博多行きとなります 標準型の折り返し、始発列車

列番が変わる列車の接近放送
・6時、39分発、快速、「博多行きとなります」。危険ですから・・・(略
・博多行きが発車します 標準型の発車放送 ・3番のりばから、快速、「博多行きが発車します」。ドアに、ご注意ください。
・博多 停車駅放送。

他には多層建て列車で、専用のパーツが無い場合。
・特急、有明、4号、吉塚行きの、停車駅は、「博多」、終点、吉塚です。

・7時、43分発、普通列車、「博多」、行橋行きは、8両編成です。
※例文の為実在しません。門司駅の放送とし小倉で分割するものと想定したものです。
・博多行き 列車が分割する場合

同時発車放送時

初期型、中期型の折り返し放送
・この列車は、前4両、8時20分発、普通列車、「博多行き」、後ろ3両、回送列車となります。

・1番のりばから、普通列車、「博多行き」、2番のりばから、快速、荒尾行きが発車します。ドアにご注意ください。

・(初期、中期型)6時、39分発、快速、「博多行き」、となります。
・博多行きの 停車駅を放送する際。

初期型、中期型の接近放送
・快速、「博多行きの」、停車駅は・・・(略

・(初期、中期型)快速、「博多行きの」、到着です。危険ですから・・・(略
・博多までの 停車駅放送で、途中で区切る場合。

博多駅で博多止まりの特急列車接近時。
・快速、荒尾行きの、「博多までの」、停車駅は・・・(略

・特急、ソニック、50号、「博多までの」、列車が到着します。
・博多です 停車駅放送で、終点駅の場合・・・など ・快速、博多行きの、停車駅は、大野城、南福岡、終点、「博多です」。
・博多で その駅で切り離す場合など ・この列車は、「博多で」、後ろ4両、切り離します。
・博多行きに 行先変更放送 ・快速、荒尾行きは、「博多行きに」、変更となります。
・博多には その駅には停車しないという、停車駅放送時に流れる。 ・・・・佐賀、新鳥栖、鳥栖、二日市、終点、博多です。「二日市には」、停車しません。
※例文は二日市に停車しない場合のものです。


まずこの15種類の行先パーツについては、内容が合う場合、初期型、中期型、標準型問わず複数の放送に使用したりしています。しかし標準型放送は初期型や中期型とは異なり、いわばマイナーチェンジ版とも言える放送となった為、細かな点で変化が見られます。その大きな変更点として

・接近放送で「○○行きの到着です」で1文の1つのパーツになった。

・新たに停車中案内放送で「○○行きです」のパーツが加わった。

・発車放送で「○○行きが発車します」で1文の1つのパーツになった。 ・・・つまり、より自然な発音に近い放送が可能となったわけです。

他に時刻のパーツ(○時○分)や号数等細かい点でも変更が多数ありますが、それを言い出したらキリがないので割愛致します。


大きく変わったのはこの3点で、それ以外は変化はさほど無い為、案内放送や予告放送等は、初期型や中期型のパーツを流用することで対応できます。しかし、標準型となれば接近放送、停車中案内放送、発車放送用にそれぞれパーツを用意しなければなりません。そんなわけで、1999年に初めて標準型放送が導入された博多、南福岡、スペースワールド、戸畑、行橋の5駅についてはそれぞれ接近、停車中、発車放送のパーツを用意して使用されています。なお、1999年時点で用意された接近、停車中、発車放送のパーツは、初期型の流れを汲むようなテンションが高めに喋っているのが特徴です、その後も標準型放送は各主要駅に普及し、初期型、中期型を置き換えていきました。

そしてこれらのパーツは行先ごとに1つのセットとして用意されているものと個人的に考えています。理由はこれらのパーツは行先ごとに全てそれぞれ同じトーンとなっており、今までの調査の中で停車駅のパーツがあるものは、必ずその行先パーツも存在していたからです。これらについては後ほど説明させて頂きます。


2、イントネーションから導入時期を探る

こうして新たなより自然な発音のパーツを装備して普及した標準型放送ですが、実は標準型用の行先パーツが用意されていない駅もありました。それは、主に南九州地区の地方交通線の路線です。熊本駅で例を挙げるなら、肥薩線の人吉行き、三角線の三角行き等です。熊本駅は2009年に標準型に更新されたのですが、元が中期型だったので「人吉行きは」「人吉行きが」「人吉行きの」「人吉です」のパーツはありますが、標準型になると「人吉行きの到着です」「人吉行きです」「人吉行きが発車します」も必要になります。

まずは熊本駅の人吉行きのパーツを例として挙げてみました。

案内放送 予告放送 接近放送 停車中案内放送 発車放送
人吉行き 人吉行き 人吉行き 人吉行き 人吉行き


放送を聞くとお分かり頂けると思いますが、「人吉行きは」「人吉行きが」「人吉行きの」「人吉です」は比較的高いトーンで喋る中期型時代から存在しているパーツを流用しているのに対し、「人吉行きの到着です」「人吉行きです」「人吉行きが発車します」は、トーンが低い後から録音されたパーツとなっています。つまり、人吉行きについては1999年の標準型導入時点で標準型用のパーツは用意しておらず、2009年の更新に合わせて録音し用意されていることが分かります。これは三角行きも同じです。このあそぼーい!人吉行きが運転された際、博多、鳥栖、久留米、大牟田の各駅では行先パーツが抜けて放送されていたので、この4駅にパーツが入っていないことがその証拠と言えるでしょう。

ちなみにこの人吉行きのパーツは、もう1種類存在し、別府・大分でのみ使われているバージョンがあります。これらは一部流用では無く、一式全て新規に収録されたものとなっています。近年は元々の初期型、中期型にパーツがあっても、流用せずに全て新規に録り直している例もあります。


大分駅 案内放送 予告放送 接近放送 発車放送
人吉行き 人吉行き 人吉行き 人吉行き


結局の所、初期・中期型に行先パーツが存在していても、標準型に専用のパーツが無ければ放送できないということになります。そして行先パーツのトーンによって、初めから用意されていたのか、後付けであるかを知る手がかりとなるわけです。実際パーツを用意するかどうかはJR九州の判断になるので、博多駅を含め1999年時点では人吉行きや三角行きを含む、南九州の地方線のパーツは不要と考えていたのかもしれません。(注1


3、行先パーツの有無の基準


では、行先パーツってどれくらいあるのかという話ですが、結論から先に言いますと、少なくともJACROS詳細型放送を基準として「停車駅パーツが存在する駅全部」が答えと言えるでしょう。1項目目の最後でチラッと書きましたが、私はパーツは行先ごとに15種類が1式セットとして用意されているものと推測してます。理由はこれらのパーツは行先ごとに全てそれぞれ同じトーンとなっており、今までの調査の中で停車駅のパーツがあるものは、必ずその行先パーツも存在していたからです。但し、上で書いた標準型用の3種類だけ後付するパターンもあります。


まず、JACROS詳細型放送の行先パーツの基本的な考え方として、「その駅が折り返しが可能かどうか」というのは全く関係ありません。列車の行先表示では、定期で使うものの他に、異常時を想定して折返しができる駅の幕や表示を入れていることがありますが、放送はと言うと、全く折り返しができず列車の終点となりうる可能性が低い駅の行先パーツがあるのに、折り返しができる駅の行先パーツが無い、というパターンがあります。

つまり、行先パーツの有無に関して、折り返しのできる駅のパーツが必ずがあるわけではありません。例えば博多近郊に位置する箱崎駅のように折返しのできる駅でも(しかも2004年までの地上ホーム時代から2面3線だった)、パーツは2008年より箱崎行きが運転されるようになるまで用意されていませんでした。もちろん箱崎行きの行先パーツが無いと言いうことは、停車駅放送で使われる「箱崎」のパーツも無いので、箱崎に快速等が臨時停車する場合は「箱崎」は放送されていませんでした。現在は箱崎行きの設定でパーツが用意されたので、久留米、鳥栖、博多、黒崎等の駅で流れることがあります。


その他、折り返しのできる駅でもパーツが無く、列車設定により後からパーツが追加された駅としては、小波瀬西工大前、大在、中原、神崎等があります。なお箱崎、小波瀬西工大前、大在、中原、神崎は快速・特急が停車しないので、元々停車駅のパーツが用意されておらず、行先パーツも用意されていなかったと思われ、これが冒頭で記述した停車駅のパーツ=行先パーツがセットになっているという可能性が高いと考えています。もちろんパーツもトーンの低い後付けとなっています(注1(但し箱崎行きは、珍しい明るいトーンで放送しているが、声や発音が少し浮いている)。ちなみに神埼のお隣吉野ヶ里公園は、元々準備されていたと思われる行先パーツが存在しています。これは、1999年の時点で快速有田陶器市号が吉野ヶ里公園に停車しており、停車駅のパーツ含む一式全て用意されていたからだと考えられます。

2015年の改正では竹下行きが設定されましたが、こちらは構造上折り返しが不可能であるのにも関わらず、パーツは後付けではありませんでした。これは竹下は昔から朝に快速が停車しており、元から停車駅のパーツが存在していたから行先のパーツも用意されていた、とみて取れます。他にも、後から設定された行先として原田行き、長洲行きなんかも快速や特急停車であるところからパーツは後付ではありません。もちろん、臨時列車放送集に掲載している西小倉行き、門司行きも初めから用意されているものでした。

他に例を挙げるとすれば、鹿児島中央駅、宮崎駅における行先パーツでしょう。鹿児島中央と宮崎では、指宿枕崎線、日南線の行先放送は一式全てトーンの低い後付のパーツとなっていますが、鹿児島本線・日豊本線の行先は通常の高いトーンで放送されます。川内行き、串木野行き、伊集院行き、佐土原行き、高鍋行き、延岡行き・・・これらは既に博多から「つばめ」や「にちりん」が走っていた頃に既に停車駅のパーツが用意されていた為、そのまま鹿児島中央、宮崎でもパーツを流用して使われたということでしょう。ちなみに鹿児島中央では都城行き、国分行き、霧島神宮行き等も高いトーンで放送されていますが、これらのパーツも恐らく博多からにちりん号が直通する可能性を考えてか用意されていたものと思います。


ということで、これらは実際に流れたパーツを解析したりして考察した個人的な見解に過ぎませんので、実際の所どれくらいのパーツが用意されているか分かりません。それでも竹下行きや香椎行きのパーツあったり、「大野城です」「戸畑です」と終点を告げるパーツも確認されてたりと、どのパーツがあるのか少しづつ分かってきました。しかしこれ以上はその行先が設定されてくれないと調べようがないので、今後もダイヤ改正で新しいダイヤの設定や、臨時列車に期待したいと思います。


長文失礼しました。疑問やご質問があればメールにてお知らせ頂けると幸いです。


・注釈
注1 ちなみに、豊肥本線の中判田と光の森を除く特急停車駅は、全て標準型用パーツも含め用意されているらしく、その内立野行き、阿蘇行き、宮地行き、豊後竹田行き、三重町行きは後付では無いことを確認している。また、ディスティネーションキャンペーンであそぼーい!の博多から宮地までの直通運転された時、博多駅で宮地行きの放送が流れていた(しかし翌年に後付けのトーンの低いパーツに変わっている)。恐らく阿蘇行きや三重町行き辺りも博多にパーツが入っているものと思われる。

中判田は1999年時点特急停車駅では無かった為か、パーツが用意されず、結局後から後付で追加する形となっている。しかし、
注2






・行先パーツはどんなものがある?




・行先パーツはどんなものがある?