3.3mレンタルボートの企画

企 画 湖沼のレンタルボートは足こぎボートやローボートに代表されるが、一部の湖沼では 相変わらず子供に人気があるが大人向けのボートは徐々に数が少なくなっている。 企画するレンタルボートは全国の河川、湖沼、公園、水辺に立地するリゾート施設で の利用を前提に無免許で船体検査なしで操船可能な小型ボート(3.3m未満)とする。 時代背景としては環境に配慮しAI技術を応用した電気推進が望ましい。       開発資金は自己資金やクラウドファンディングおよび地域創世に関係する補助金事業 の利用を考慮するが、補助金事業は採択時期(9月)が遅く、事業終了(12月)は早 いのでこの期間内に目標達成は困難が予想される。                そこで開発は事業採択とは関係なしに実行し、タイムリーに市場へ投入することが重 要である。                                  企画の留意点    以下は留意すべき主な仕様と主要目である。                   ●全長は3.3m未満、全幅は1.7m未満、低喫水、定員3〜4名とする。        ●使用する電力は屋根に装着したソーラーパネルと格安の夜間電力から効率的に充電  したリチウムイオン電池を使用する。                     ●航行中に不足する電力は30分程度の緊急電源回路設置と警報ランプを装備する。  ● リチウムイオン電池(1日分)の容量は6時間+30分の電力量を基本とする。    ●最高速力は4ノット以上。巡航速力は3ノット程度。               ●船価は未定であるが実用化されれば競争力を持つ船価を目標とする。       ● 電動船外機(1.4KW)を使用する。廉価版は2PSガソリン船外機とする。     ● 外観は魅力的でリピーターを呼べる飽きのこないスタイリングする。       ● 釣りも可能なバリエーションモデルも考慮する。                ● 船体はFRP製または塩化ビニールの発泡構造も視野に入れる。                        

開発管理

 1

開発番号

AX330

 2

仮 称

 3

タイプ

無免許無検査ボート

 4

モデル名称

3.3mレンタルボート


開発ステップ

当初計画

備  考

 1

企画書作成

未定

情報収集、主要寸法の検討、イメージスケッチ、初期一般配置図

 2

基本計画・基本設計

未定

主要寸法の決定、ラインズ、一般配置図

構造図、一般艤装図、機関艤装図、室内艤装図、

電気艤装図、配管艤装図、重量重心計算、

排水量等計算、復原性計算、速力計算、

パーツリスト、模型製作、原価計算

 3

推進システムの開発

未定

電動船外機の購入または簡易ハイブリッドシステムの設計。

 4

船体および艤装詳細設計

未定

部品図、現図、取付図、受験資料、原価計算 発注仕様書、建造工程表、

 5

試作1号艇建造

未定

船体製作、機関艤装、甲板艤装、電気艤装室内艤装、配管艤装

 6

完成検査

未定

船体製作、機関艤装、甲板艤装、電気艤装、室内艤装、配管艤装

 7

試運転、改造

未定

性能及び機能確認、検査資料作成

 8

社内検査

未定

販売促進資料作成

 

完 成

未定

完成発表、デモ、試乗会



対象ユーザー

地域運航会社、テーマパーク



主用途

河川、湖沼、公園、リゾート施設でのレンタルボート


セールスポイント(デザイン、性能、議そう)

シンプルで流麗、印象的、魅力的、リピーターが呼べるスタイリングとする。

推進装置は環境重視の1.4KW電動船外機。廉価版は2PSガソリン船外機。

推進装置は電気モーターまたはハイブリッドエンジンとし静粛性と環境配慮を重視。

最高速力は軽荷で4kt以上とし巡航速力は3ノット程度とする。

着座時に水中展望が可能な装置を設ける。

コンパクト収納スペースを確保。リンクホルダー、トレー、オーディオ、スマホ充電装置。

インテリアはマリン用専用部品、陸上用壁材、トリム材を多用する。