企画



企画
1.概要および留意点 ●“26FTトリマランボート”は釣りやクルージングを夢見る方々へ提案する多目的ボートである。
●船型は波切りが良い船首形状に配慮し35KT以上の高速と中低速で低燃費を活かしたステップ付き滑走船型。
●またトリマラン船型は船首フレアを大きくして浮力を確保し波浪中の耐波性能を重視。
●サイドハルにより横安定を重視するが乗り心地も重視し、巡航時のGM値は1.2m以上とする。
●サイズは全長7.8m、全幅3.0m、完成重量は1500kg、最高速力35KT以上、巡航速力10〜25KT、航続距離300km程度。
●電気推進および居住区電源は太陽光パネルや発電機によりリチウムイオン電池およびディープサイクルバッテリー
(5KW程度)へ充電する。また、DC-ACインバータで交流電源も使用可能とする。
●居住区画の定員は最大4〜8名で4名分のバース、トイレ、シャワースペース、ギャレー(冷蔵庫付き)
●入出港時は電動船外機を使用し、速力は5KT程度とする。
●トリマラン船型の強度検討はV型ハルに準じて検討する。
●無理なスケジュールでクルージングは行わず、海象不良な状況では航行しないことを前提とする。
●20〜25KT程度の中低速でのクルージングを重視しセーリング機能を持ったモーターセーラーも考慮。
2.自作費用の目標 最高速力と電気推進仕様の追加により費用は大きく変わるが自作は工作費を除いた材料費は500万円以内を目標とする。
3.プロトタイプ 基本設計終了後、スポンサーあるいは投資家が見つかれば半年〜1年程度で1隻試作する。
開発計画 開発を進めるために検討すべき主な項目
1. モデルの選定 基本設計(安全性ー強度、復元性、製造原価、基本図面、プレゼン資料)
2. 日程 計画着手からプロトタイプの製造までのスケジュール
3. 費用

プロトタイプ完成までの開発費(設計費、材料部品費、資料作成、その他打ち合わせ)

4. 資金調達 プレゼン資料と模型を作成し投資家を探す。
5. 需要予測 市場調査及び市場開拓
6. その他 これらの検討は平行して進めることが企画を成功させることにつながる。

MAXSURF
による検討