失われた日本の活力(2024.6/13)
50年前に活動していたACV研究会の資料電子化がようやく終わった。
1970年代は世界中で新型式船の可能性が研究され研究成果が発表された。
日本ではこの手の研究は造船界からは異端視されており研究者は航空宇宙学会な
どで成果を発表していたと聞いている。
新型式船は船や海に関する要素が多く、水面効果や水中翼を活用したWIGやSES
の活動は不自由な面も有り、村尾麟一氏(当時船舶技術研究所)や全国の大学研
究者が中心となって”ACV研究会”を設立し研究論文の発表や情報交換を積極的
に行いました。
当時を振り返ると日本は高度な研究成果があり、さらに実用化を目指して活動を続
けていればと悔やまれる。
再び日本が活力を取り戻せることを願うばかりである。
環境重視のプレジャーボート(2024.3/6)
環境保全が求められる時代にはマリンレジャーの遊び方も変化が求められている。
水面を高速で疾走する快感を捨て去るのは無理だがスロットルを少し緩めて巡航しましょう。
小型船舶で最高束力30KT以上の船舶のスロットルを2/3に下げても25KTで巡航すれば燃料費
も節約になるし環境重視にも結び付くでしょう。
アルファクラフトは30年前から”環境に優しい船”を重視し新しいジャンルのプレジャーボート
を設計してきましたが抵抗の少ないカタマランモーターセーラーやハウスボートは基本設計も
終わり試作が可能な段階になったので実際に建造したい方や事業化に興味の有る方へは造船所の
紹介やカスタム設計の支援を計画しており現在はコスト低減と室内は自作を前提で再設計中。
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