利用規約
更新履歴
コンタクト
フォトギャラリー
TOP
プロフィール
業績
本の紹介
リンク
◀北欧語を独学するための本10選・9へ
リンドグレーン15選・1へ▶
北欧語を独学するための本10選・10
著者・編者
Erbrou Olga Guttke
タイトル
Uttala svenska. 8 CDs mit Begleitbuch: Ein Lehrwerk der schwedischen Aussprache
出版社・出版地・出版年
Plön (Groa Verlag) 2004
ISBN
973933119308
紹介
 ドイツ語話者のためのスウェーデン語発音教材。ドイツに留学した時に、ドレスデンの本屋さんで見つけました。わたしが初めて使ったスウェーデン語発音教材です。
 本とCD8枚がセットになっていて、母音・子音それぞれの発音の後で、単語や文章が学べるようになっています。良かったのは、母音のところに口の写真が載っていたことです。手鏡で自分の口を写して発音練習をしました。ただ、これだけで発音を独習というのは、正直難しいと思います。わたしはその後、ウップサラでスウェーデン語のサマーコースUppsala International Summer Sessionに通い、そこで発音講座を受けていました。その先生がとても良かったので、発音はできることなら、現地でプロに習うことをお勧めします。
 ドイツでは、ベルリン・フンボルト大学の北欧科で勉強を始めるまでの2か月間、ドレスデンで語学学校に通いました。この期間中に、この教材を3回通して聴きました。また、本の方に母音を発音する時の口の写真が載っていたので、手鏡で自分の口を写して、同じ形になるようにして発音を練習しました。一つ一つの母音・子音についてちゃんと解説があり、とても丁寧な作りの教材です。
 ベルリン・フンボルト大学で4月からドイツ語コースに通ったのですが、ドイツの大学は秋に始まるため、半年間ドイツ語を習った学生たちと一緒のスタート。スウェーデン人ネイティヴの先生で、聞き取りも発音も最初から最後までダメダメでしたが、事前にこれで勉強していなかったら、もっと悲惨なことになっていたはずです。聞き取りが今でも苦手なので、自信を持ってお勧めできないのが残念ですが、教材そのものとしてはとても良いものです。
出版社HP
http://www.groa.de/html/uttala_svenska.html