アコースティックギター

guitar

一般的にアコースティックギターと呼ばれるものは、 僕が若い頃はフォークギターと呼ばれてたものです。 有名な「禁じられた遊び」や「アルハンブラの思い出」を演奏しているガットギター(クラシックギター)は弦がナイロン弦ですが、 アコースティックギターはスティール弦が張られています。
奏法としては大きく分けて、三角の小さな板状のピックを親指と人差し指ではさんで、 6本の弦を上下にかき鳴らして弾くストロークピッキング奏法と、親指、人差し指、中指、 薬指を使って6本の弦をはじいて弾くフィンガーピッキング奏法があります。

ストローク奏法は、弾き語りなどの歌の伴奏としてはもちろんですが、バンドのリズムギターとしては欠かせないものです。 アメリカンミュージックのブルーグラスなどでは、リズムをきざみながらメロディーラインを弾いたりすることもあります。 また、細かいリズムにアクセントをまじえたカッティング奏法は、リズムをきざむだけで楽しい気分になってきます。

capo

フィンガーピッキング奏法は、やはり歌の弾き語りやバンド演奏には欠かせないものですが、伴奏の場合は親指で4,5,6弦の低音を弾き、人差し指、中指、薬指で1,2,3弦を順番につまびく奏法が主で、ゆったりとつまびくアルページョ奏法と、軽快にテンポ良くはじいて弾くスリーフィンガー奏法があります。また最近アコースティックギターのソロ演奏をよく耳にしますが、親指で4,5,6弦を使いリズムをとり、1,2,3弦でメロディーを弾く奏法で、まるで二人で弾いているかのような演奏をすることが出来ます。この場合普通のチューニング(6本の弦の音の設定)を変えて弾くこともしばしばです。そうすることによって曲の感じを変えたり、演奏が楽に弾ける利点もあります。 歌の伴奏でも、ソロギターにしても演奏するそれぞれの人に合った奏法が見つかるはずです。

現在、最初の題材曲として「大きな古時計」を使用し、 まずコードを押さえる左手のフォームと、右手の指を使ったアルページョ、 スリーフィンガー、ピックを使ったストローク奏法を同時に進め、 ある程度慣れてきたところで、それぞれのリクエスト曲を出していただき、 その曲を題材にレッスンを進めております。


~現在のおもなリクエスト使用曲~


~ギターソロ曲~

すべての曲、その方々に合わせたアレンジ譜を作りすすめています。