津和戸山(つわとさん)

昨年、中山仙境に家族で行った際、国東半島の山の楽しさを味わった。
この国東半島に九州百名山の一つがあったので行ってみた。

 

国道10号線より見た津和戸山。九州100名山の一つ

宇佐市より別府方面に車で約20分。国道沿い左手(別府から宇佐に向かって右手)に、この案内板がある。

登山口には無料駐車場があり、30台ほど駐車可能。

登り初めて10分ほど行くと登山コース(津和戸山弘法大師八十八ヶ所霊場巡拝道)の紹介がある。

更に10分。道が二手に分かれる。右手に行くと八十八霊場方面だ。右に行ってもこの先で合流するので、そのまま直進すると頂上は近いが、寄り道することに。

その右手の登山道。急坂で鎖を伝いながらあえぎあえぎ上る。

すると突然視界が開け 尾根に出る。山頂も視野に!

豊後半島の山は岩場が多く楽しみながら上ることができる。

高度感はさほどでもないが、スリルのあるやせ尾根。

八十八〜六十六までの霊場を巡ると 一旦下り本登山道に出る。

約1時間40分。山頂着。歩いてきた道のりが所々見える。

頂上からの眺めはさながら岩場の段々畑と言ったところか

国道10号線と、JR日豊本線

由布岳や鶴見岳は見えなかった。

さあ、いつものようにカップ麺とおにぎりで昼食を。

三角点のある山頂はここから約5分。

こちらが三角点のある山頂。視界はない。

おとやん夫妻の真ん中で光り輝くわたくし。

そのまま直進する道もあるがその先5分ほどで行き止まり。但しそこにある展望箇所は豊後水道から中津、北九州方面が望める絶好地点。是非足をのばしましょう。

来た道を引き返し下山。

来た道を途中まで戻り、岩山の尾根方面に再び寄り道。

鎖場を登る。

案内板にある危険箇所。

鎖に捕まりながら足下をよく見れば怖くない。

再び尾根に出る

尾根づたいに下ってゆく。

弘法大師立像の後ろから出てくる。この奥に霊場3〜17の岩山の尾根と、針の耳と言われる危険箇所があるのだが時間的に厳しかったのでそのまま下山することにした。

本登山道からの弘法大師立像への分岐地点。下山は約1時間。全てのコースを回るには約4時間あればゆっくりだろう。