父は自営で建設関係の仕事をしていて豪快なタイプ。
母は洋裁の仕事をしていた事もあり、繊細でありながら父よりも意思が強いタイプでした。
そんな両親のもとで育った私は、一見大人しく見られる反面、負けず嫌いで誰よりも頑張りたいと思う性格になっていきました。
私は高校卒業後、幼い頃から憧れていた保育園の先生になりました。
保育園の先生でも人によってタイプがありますが、私はどちらかというと、なかなか園に馴染めずに泣いている子どもたちにじっくり寄り添ってあげることが得意でした。
というのも、私自身も幼稚園の頃に、給食が食べきれずに不安な毎日を送った経験があり、その時に優しく接してくれた先生にとても救われた事があり、「そんな大人になりたい」と思い、保育士になることができたのは人生の中で嬉しい事です。
保育士の仕事を通して私は、教科書では学ぶことができない、かけがえのない体験を多くしました。
また、私自身の子育てにおいても大きな出来事があり、息子が思春期の頃に転校を決めた時には、「自分の人生を自分で考えて決断し生きる」事の大切さを、息子を通して学びました。
そこからは私自身も、「迷った時には時間が掛かっても、様々な方法を試し、自分が納得できる答えを見つけていこう」と思い、
保育士の仕事を離れてからも、公共施設の窓口対応でたくさんの方とお話したり、小学校の中にある“心の教室”で相談員として子ども達の悩みを聞いたり学校の楽しみ方を伝えたり、といった経験をする中で、
「もう一度、子育てを頑張っているお母さんやお父さん、また子ども自身の成長のサポートをしたい」
という気持ちが溢れてきました。
そしてそれはどこかに勤めるのではなくて、「私の想いを自分自身で形にして届けたい」と、ひとりで始める事にしました。
私は保育士時代や小学校の「心の教室」で勤務していた頃、働きながら一生懸命に子育てをしているお母さんの姿をたくさん見てきました。
子どもに十分向き合うために、今までの仕事やキャリアを諦めてしまうお母さんもいました。私自身もそうでした。
そういった状況になってしまわないように、
「少しでも育児不安を軽減してもらう」こと
「子育ての楽しさを知ってもらう」こと
「自分自身の個性を発揮して輝いてもらう」こと
を後押しするために「みつよルーム」は存在します。
「みつよルーム」では、日常の生活の中で安心して参加できるサービスや講座をお届けします。
多数にご参加いただける「出張講座」もありますが、お家などから気軽に繋いで頂ける「オンラインサービス」や「オンライン講座」も準備しました。
お家の中で孤独な気持ちで子育てや孫育てに励む方に、「オンライン」という形でも寄り添えるような存在でありたいです。
「みつよルーム」の活動を通して出会った皆さんと、時には一緒に悩み、時には元気を分け与えながら、よりよい地域づくりをしていきたいと思っています。
【三重県産ひのきボックスを触ってみよう〜講座】 のイメージです。