MLB観戦記
オリオール・パーク・アット・カムデンヤーズ


オリオール・パーク・アット・カムデンヤーズ(以下カムデンヤーズ)はボルチモア・オリオールズの本拠地です。私がここを訪れたのは、2004年のことです。ニューヨークのペン・ステーションから、アムトラック(トラックではなく、鉄道です)に乗り、「地球の歩き方」の通り、ワシントンDCのユニオン駅から、MARCという鉄道に乗り換えて(乗り換えの際、待ち時間3−4時間程かかりました)、終点のカムデンヤード駅下車。もしくは、ニューヨーク−ワシントン間のボルチモア駅で下車して、タクシーでもいけそうですが、かなり高額かも知れませんよ。


ここは、現在主流となった、昔なつかしい雰囲気のボールパークの第1号です。新しくきれいなんですが、どこかレトロ。ひところは、座席数を多くするあまり、席はせまいし、飲食店が少ないスタイルでしたが、ここは、席が右の写真のように、フリーのところもあり、食事をするところも広く、かつ、煙がモクモクあがっていたり、なんか魅力的な店が並んでいます。


左が夜、右が昼です。左側の建物が、テレビでも、再三うつる倉庫です。やっぱりレトロ!ちょうど、この年は、セントルイスからボルチモアに移って50年目で、マスコットと「50」が描かれたバナーが目につきました。


ここの近辺には、著名なホテルが何軒もありますが、高額で、しかも、予約でいっぱいで泊まれませんでした。ちなみに、一人で散策してみましたが、人が全然歩いていませんし、少々危険な感じでした。そこで、連絡をとって、ニューヨークの友人が急ぎインターネットを使って探してくれた、リーズナブルなモーテルへ、タクシーで移動。そこの駐車場にいた(隣りのワシントンにもいました)鳥は、この辺りに多く、オリオールズのマークやマスコットになっています。


朝、球場に戻り、ベーブ・ルースの銅像をパチリ。ルースはプロ野球選手としてスタートしたのは、生まれ故郷のボルチモアです。その後、ボストン・レッドソックスへ。生家も、ここから歩いてすぐです。


ベーブ・ルース・ミュージアム。朝、開館時刻前からベーブのファンが並んでいました。ボルチモアに来たら、ここへ寄らない手はありません。ルースの生家は、元々は1階が酒場で、2階が自宅でしたが、とにかく、ここは、行ってみる価値はあります。いろんな貴重な品々があって、それはもう、ワクワクで、子供心に戻ります。その中でも、ベーブが子供の頃に使っていた、バットを握れたのには、感動しました。ショップも狭いんですが、ベーブのファンにとったら、宝の山です。ただ、ここは、ベーブと一緒に、オリオールズの至宝、カル・リプケン・ジュニアと、地元のNFLの品々も置いてありました。