MLB観戦記
RFKスタジアム
ワシントンには、ニューヨークから一人でも行けます。ニューヨークのペン・ステーションから、アムトラック(トラックと言っても、車ではなくて、鉄道のことです)に乗れば着きます。アメリカでは、列車のシートなんかは、壊れていたりすることが多いのですが、まあアメリカですから、おおらかにいきましょう。ワシントンの途中に、ボルチモアの駅がありましたが、オリオールズの本拠地オリオールパーク・アット・カムデンヤードに行くには、ボルチモア駅下車したらタクシーになると思います。私は、ワシントンから、さらに鉄道で行きました(でも、乗り継ぎでかなり時間がかかりました)。ちなみに、この時は、二度目のワシントンで、ニューヨークの友人の車で行きました。写真は国会議事堂です。ワシントンはご存知のように、アメリカの首都ですから、ひとまず観光となれば、この近辺を歩くのが一般的でしょう。
ワシントン記念塔です。アメリカ初代大統領の偉業を讃えて建てられたそうです。アメリカの映画によくこの場所は出てきますよね。たしか、「フォレスト・ガンプ」とか。この水の部分は浅く、水辺にはカモの親子がいるし、木がある所にはリスもいます。アメリカにいて驚くのは、ニューヨークとかワシントンなんかの都市でも、こういう緑地には、当り前のように、リスがいることです。それも、でかい!
リンカーン記念館です。前の写真の手前側にこの建物があります。第16代大統領エイブラハム・リンカーンの像が建物に入ったら見れます。
ホワイトハウスです。ワールド・シリーズを制し、チャンピオンになったら、ホワイトハウスに招待されます。地理上この場所から最も近い地元ナショナルズは、今の所、その機会には最も遠いチームです。残念!
奥に見える建物が、RFKメモリアル・スタジアムです。RFKとは、JFK=ジョン・F・ケネディ第35代大統領の実弟、ロバート・F・ケネディ上院議員のことです。ドームのようにも見えますが、サッカー競技場のように、真ん中は、屋根はありません。
その内側が、こんな風です。清潔な感じのスタジアムでした。ただ、ここは1961年に建てられていて、今人気のある、カムデンヤードやセーフコみたいに、レトロで開放感のある、それこそ「ボール・パーク」という雰囲気ではなく、名の通り、「スタジアム=競技場」という印象でした。
これらの写真は全て2005年、ワシントン・ナショナルズ誕生の年に訪れた時のものですが、球場内・外のショップはまだまだ魅力的な品揃えではなかったのですが、たぶん年々、その辺は充実していくことでしょう。左は、外野フェンスの上部にある、ナショナルズのロゴ「DC」マークの時計。右は、チームのマスコット。新球場が建設されると聞いていますので、ここも、あっという間に使用されなくなるか、壊される運命でしょう。ということで、ボール・パーク好きな人は、そうなる前に、早く行ってみましょう。ちなみに、この日、大家友和投手が、たまたま先発したのですが、途中降板の際、フランク・ロビンソン監督に自らボールを渡さなかったことが原因で、ブリュワーズにトレードされてしまいました。大家のナショナルズでの最終登板を見てしまったのです。