MLB観戦記
シェイ・スタジアム
ニューヨーク・メッツの本拠地、シェイ・スタジアムまでは、マンハッタンからサブウェイに乗り、「Willets Point Shea Stadium」駅下車。駅のすぐ左側に見えます。ちなみに、右側には、毎年8月に開かれる、プロテニスの4大大会の一つ、USオープンテニスの会場である、U.S.T.A.ナショナル・テニス・センターがあります。この写真は、2002年ちょうど大会中で、試合は観なかったのですが、Tシャツは買いました。ガイド本によると、1,2回戦でメインコート以外なら、チケットは当日手に入れることが可能のようです。
駅から、シェイ・スタジアムへ。ちなみに、2002年というと、「9.11」から1年経ってないころで、球場内に持ち込む手荷物検査が厳しくなっていたので、それを知らずにバックパック持参で行った私は、わざわざお金を払って、臨時の手荷物預かり所になっていた、大きなトレーラーに預ける破目に。このころは、急にそういう事態に変化したので、情報不足の人はたくさんいて、私と同様、多くの人が荷物を怪訝そうに預けていました。現在は、このチェック体制には、球場によって様々ですが、ひところよりは、やや緩くなっています。でも、例外は認めないので、ダメなら本当にダメと断られますので、なるべくカメラ以外は手ぶらに近い状態で試合を観に行きましょう。でも、そうでない場合は、球場のオフィスなどで預かってくれるかも(その場合は、有料のはず)?しかし、預かってくれない場合、日本のように、コインロッカーらしき物は、全くないので、一度ホテルに帰ることになりかねませんよ。あと対策として、透明の大きなビニール袋を持っていき、袋の中身を見せている人は、パスしているようです。私も、カメラが大きいので、折りたためるコットン製の手提げ袋で球場まで行き、チェックの時だけ、袋をたたみポケットに入れ、入場後に、再度袋を取り出し、カメラを入れています。
このアングルだと、「SHEA STADIUM」というロゴが見え、メッツらしい、近代的なイメージの写真になります。そういえば、ヤンキー・スタジアム同様、メッツも、2009年から、新球場がオープンしますので、この姿もあと2年。1958年にジャイアンツが「ニューヨーク」から「サンフランシスコ」へ、ドジャースが「ブルックリン」から「ロサンゼルス」へフランチャイズを移転してしまい、その後、62年にメッツが創立し、64年にシェイ・スタジアムが完成し、ずっと使用してきただけに、ちょっと残念です。
というわけで、メッツのチーム・カラーは、ジャイアンツの「オレンジ」と、ドジャースの「ブルー」を使用しているのは有名です。見てのとおり、観客席のカラーも、その色で統一していてきれいです。
外野にある電光掲示板には毎年「バドワイザー」が。その左下には、メッツの選手がホームランを放った際に、飛び出す「ビッグ・アップル」が見えます。これこそ、アメリカ、ニューヨークの雰囲気!ちなみに、レフト側遠方には、ラガーディア空港があり、試合中でも、航空機の爆音でうるさいのが特徴です。まあ、シアトルのセーフコ・フィールドだって、鉄道の警笛音がうるさいのと一緒で、もう名物みたいなものですね。でも、本当にうるさい。ちなみに、この写真から、2006年版です。
頭の上に、いっぱいの綿菓子。えー、綿菓子って、日本だけじゃないの?と思っていたのは私だけ?てなわけで、売れるのかな?と見ていると、結構あっという間に売れていきます。ビールより軽いので、案外見た目よりは、重くはないのかな?でも、こういう人たちがいるからこそ、観客はプレーを観るのに専念できて、近くまで持ってきてくれる、ビールや食べ物で、お腹を満たすことができるのです。しかしながら、ビールで満たされたお腹は、一度トイレに行きだすと、その後何度も行くことになりますよね。これは、なぜ?
メッツのマスコットの名前は、すみませんが、知らないのですが、観客席に来て、可愛い姉妹(たぶん)と記念撮影。んー、ニューヨークですね。こういう風に、選手よりも、マスコットの方が、観客に近い存在です。いざ選手が目の前に現れたときに、即サインをねだれるようになる準備段階として、マスコットを見かけたら、ハイタッチして、ハグして、サインももらいましょう!