Suíte para canto e violino W195 |
歌とヴァイオリンの組曲 |
1 A Menina e a Cançao (Mário de Andrade)
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1 女の子と歌 (アンドラーヂ)
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A menina es ga niçada,magriça, com a saia voe jando por cima dos joelhos em nó, Vinha meio dansando, cantando ao crepusculo escuro. Batia compasso com a varinha, na poeira da calcada. Tra ri la rá ra tra ri la . . . De repente,voltouse para anagravelha que vinha tropegando a traz, enorme trouxa de roupa a cabeca: “Oué mi da,vó?” Nââo. Tra li la rá ra tra ri la . . . |
その女の子はやせてガリガリだ スカートが飛び跳ねてる 彼女のごつごつした膝の上を ハーフダンスをしてるとき 歌いながら 暗い夕暮れに 彼女は棒で叩いてリズムを取る 歩道のほこりを トラリラララ トラリラ... 突然、彼女は振り向く 年老いたニグロの女に向かって よぼよぼと歩いて来た 頭に服の巨大な束を載せて: 「おお あたしに持たせて おばあちゃん?」いやはや トラリラララ トラリラ... |
2 Quéro ser Alégre ()
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2 何て陽気な ()
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3 Sertaneja (Unknown)
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3 セルタネージャ (不詳)
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Ta ly ly la yo! Paou! Para pá tá ra pa ta Espingarda,Pá! Faca de ponta! tá! La,la,la,yô! |
タリリラ ヨ! パオ! パラパタ ラパタ ショットガン シャベル! 尖ったナイフ! タ! ラララ ヨ! |
ソロヴァイオリンを伴奏とする歌です。1曲目は歌詞とはちょっと違和感がありますが憂愁に満ちた感じの曲。ヴァイオリンが派手に活躍します。2曲目はゆったりした長いヴァイオリンの前奏のあと、ヴォカリーズの歌声が弦に絡んできます。これも曲のタイトルとはちょっと違う感じ。3曲目はブラジル中南部のダンス音楽なのだそうで、ようやくノリノリのラテンのリズムが弾けます。ヴァイオリンとの掛け合いも賑やかに楽しい音楽が盛り上がって行きます。最後の曲の歌詞は意味不明ですが、これはこれで良いのでしょうね。
( 2017.11.18 藤井宏行 )