TOPページへ  更新情報へ  作曲者一覧へ


Dos canciones   Op.3
2つの歌

詩: ヴァルデス (Fernán Silva Valdés,1887-1975) ウルグアイ

曲: ヒナステラ (Albert Ginastera,1916-1983) アルゼンチン スペイン語


1 Canción al arbol del olvido
1 忘却の木の歌

詩:著作権のため掲載できません。ご了承ください
私の庭に一本の木
その木は忘却の木と呼ばれてる
そこに行って安らぐのだ
ヴィダリタイ ヴィダリタイ
死にゆく魂たちが

あなたのことを想わぬようにと
忘却の木の下へ
私は眠りに行った ある晩に
ヴィダリタイ ヴィダリタイ
そしてぐっすり眠った

夢から覚めたけど
私はあなたのことをまた考えた
なるほど 私は忘れることを忘れたのだ
ヴィダリタイ ヴィダリタイ
眠りについた時に

(詞は大意です)
2 Canción ala la luna lunanca
2 月に寄せる歌

詩:著作権のため掲載できません。ご了承ください
地平線に囲まれた場所に
やって来た 夜が
とても親しげだ
毎日やって来るものだから

同じように私も感じてる
あなたの腕に包まれて
そしてあなたの瞳の炎の中で
目がくらむように感じてる

月の月夜
星空の夜
時は香り立ち
長いくちづけがある

月が現れた
巨大な澄んだ空に
野原全体を覆うように
まるでハンカチの香りみたいに

それから現れた 一人の娘が
私の日々のせわしなさの中
彼女は月なのだ 私にとっての
包んでくれる わが人生を

(詞は大意です)

( 2017.06.04 藤井宏行 )