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On tak menja ljubil   Op.19-1  
  Sem’ romansov i duetov
彼はそれほどあたしを愛してたのね  
     7つのロマンスとデュエット

詩: アフーチン (Aleksei Nikolayevich Apukhtin,1841-1893) ロシア
      Он так меня любил 原詩:ジラルダン Delphine de Girardin,

曲: キュイ (César Antonovitch Cui ,1835-1918) ロシア   歌詞言語: ロシア語


Net,ne ljubila ja! no strannaja zabota
Tesnila grud’ moju,kogda on prikhodil;
To vsja krasnela ja,bojalasja chego to,
On tak menja ljubil,on tak menja ljubil!

Chtob nravit’sja emu togda,tsvety i te narjady
Ja beregla,chto on po serdtsu nakhodil;
S nim govorila ja,ego lovila vzgljady,-
On tak menja ljubil,on tak menja ljubil!

No raz on mne skazal: “V tu roshchu,
v chas za kata pridesh’ li?” -- “Da,pridu!”
No ne khvatilo sil. Ja v roshchu ne poshla,
on zhdal menja naprasno!

Togda uekhal on,serdjas’ na neudachu;
Neschastnyj,kak menja prokljast’ on dolzhen byl!
Ja ne uvizhus’ s nim,mne tjazhelo,ja plachu...
On tak menja ljubil,on tak menja ljubil!

いいえ、あたしは愛してなんてなかった!でも不思議な気持ちが
あたしの胸を締め付けてたの 彼がやってくると;
あたしは真っ赤になったり、何かに不安になったりしたわ
彼はそれほどあたしを愛してたのね、彼はそれほどあたしを愛してたのね!

彼を喜ばせようと、あたしは花を飾ったり
彼の好きな洋服をきたりしたわ
彼とあたしはおしゃべりした、そしてあたしは彼の眼差しをとらえた
彼はそれほどあたしを愛してたのね、彼はそれほどあたしを愛してたのね!

そしてあるとき彼は言ったわ:「あの茂みに
夕暮れ時に来てくれるかい?」って。「はい、行くわ!」
でもあたしは勇気がなかった。あたしは茂みには行かなかったの
彼はむなしくあたしを待っていたの!

そして彼は去ってしまった、このことに怒って;
気の毒な人、どんなにあたしを呪ったのでしょう
もうあたしは彼と会うことはないでしょう、あたしはつらい、泣くわ
彼はそれほどあたしを愛してたのね、彼はそれほどあたしを愛してたのね!


( 2018.07.29 藤井宏行 )


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