Life laughs onward Op.19a-7 Till Earth Outwears |
生は笑いながら進む 地球が擦り切れるまで |
Rambling I looked for an old abode Where,years back,one had lived I knew; Its site a dwelling duly showed, But it was new. I went where,not so long ago, The sod had riven two breasts asunder; Daisies throve gaily there,as though No grave were under. I walked along a terrace where Loud children gambolled in the sun: The figure that had once sat there Was missed by none. Life laughed and moved on unsubdued, I saw that Old succumbed to Young: 'Twas well my too regretful mood Died on my tongue. |
歩きながら私は探した とある古い家を そこには何年も前に 私が知っていた人が住んでいた その場所には 一軒の家が確かに建っていた しかしそれは新しいものだった 私は行った そう遠くない昔に 芝土が二つの胸をばらばらに裂いた場所に ヒナギクが咲いていた そこには楽しげに まるで 墓などその下にはなかったかのように 私はテラスに沿って歩いた 大声で叫ぶ子供たちが跳びはねていた 太陽の中で かつてそこに座っていた人の姿など 誰も懐かしむこともなく 生は笑っていた 前に進んでいた 抑えつけられることなく 私は見た 老いが若さに屈するのを それでいいのだ 私のあまりに感傷的な気分は 死んだのだ 私の舌の先で |
( 2018.05.03 藤井宏行 )