Glukhoj Op.57-14 Dvadtsat’ pjat’ stikhotvorenii Pushkina |
聾者 25のプーシキンの詩 |
Glukhoj glukhogo zval k sudu sud’i glukhogo, Glukhoj krichal: ?Moja im svedena korova!” ? “Pomiluj,? vozopil glukhoj tomu v otvet: ? Sej pustosh’ju vladel eshche pokojnyj ded”. Sud’ja reshil: ?Po chto idti vam brat na brata? Ne tot i ne drugoj,a devka vinovata”. |
一人の聾者が別の聾者を呼び出した 聾者の判事のもとに その聾者は叫んだ:「俺の牛は奴に駄目にされただよ」− 「勘弁してくださいよ」 もう一人は答えた 「あの土地は私の死んだ祖父の持ち物だったんですからね」− そこで判事は次のように決めた:「何をしているのだ 男兄弟同士で? こちらでももう一人でもなく あの女に罪があるのだ」と |
小噺のようですがオチがよく分かりません。とりあえず訳だけしておきます(誤訳の可能性は大ですが)。
身体に障害がある人々のコミュニケーションの難しさを題材としているのではないかと思いますが、現在の感覚では描けないシチュエーションですね。プーシキンの時代だからできた内容だということでどうかご容赦のほど。
( 2018.04.08 藤井宏行 )