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Canzone di Re Enzo   P 71  
  Cinque Canti All'antica
エンツォ王のカンツォーネ  
     5つの古い時代の歌

詩: 不詳 (Unknown,-) 
      

曲: レスピーギ (Ottorino Respighi,1879-1936) イタリア   歌詞言語: イタリア語


Amor mi fa sovente
Lo meo core penare,
Dammi pene e sospiri
E son forte temente
Per lunga dimorare
Ciò che poria avveniri:
Non ch'aggia dubitanza
De la dolze speranza
Che 'n ver di me fallanza ne facesse,
Ma tenem' in dottanza
La lunga adimoranza
Di ciò e che venirne potesse!

Va,canzonetta mia,
E saluta Messere,
Dilli lo mal ch' i' aggio,
Quelli che m'à n' balia
Sì distretto mi tene
Ch' eo viver non poraggio.
Salutami Toscana,
Quella ched à sovrana
In cui regna tutta cortesia,
E vanne in Puglia piana,
La magna,capitana,
Là dove lo mio core à nott'e dia!

アモールはしばしば私の
この心を苦しめ
私に与えるのだ 苦痛と溜息とを
そして私は激しく恐れる
ここに長く留まることで
起こるかも知れぬことを:
掻き立てられることを 疑いを
甘き希望への
それは真に 私を破滅させるのだ
だが私は常に疑念のうちにあり
ずっと長い焦がれがある
あれやこれやとやって来るはずの人への!

行け わが歌たちよ
そして挨拶せよ マスターに
彼に告げよ 私の受けた痛みのことを
私に慈悲を見せて下さるかも知れぬ人に
どれほどこの束縛が私を抑えつけているのかを
満ち足りた生を送ることもできずに
お前に挨拶しよう トスカーナよ
この至高の土地よ
すべての儀礼が支配するところ
そして行くのだ 平原のプーリアに
かの偉大なる 支配の地に
わが心の留まるところなのだ 夜も昼も!

サルディーニャの国王にして詩人であったというエンツォ王(1220−1279)の作と言われていますが、よく分かりません。確かに古そうな言葉が並んでいて訳はほとんど不可能でしたが...

( 2018.03.07 藤井宏行 )


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