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Ein Ton    
 
ひとつの響き  
    

詩: コルネリウス (Peter Cornelius,1824-1874) ドイツ
      

曲: アイヴズ (Charles Edward Ives,1874-1954) アメリカ   歌詞言語: ドイツ語


Mir klingt ein Ton so wunderbar
In Herz und Sinnen immerdar.
Ist es der Hauch,der dir entschwebt,
Als einmal noch dein Mund gebebt?
Ist es des Glöckleins trüber Klang,
Der dir gefolgt den Weg entlang?
Mir klingt der Ton so voll und rein,
Als schlöß er deine Seele ein.
Als stiegest liebend nieder du
Und sängest meinen Schmerz in Ruh.

私には聞こえる 素晴らしい音が
心と思いのうちに 永遠に
それは吐息なのか お前を逃れる
最後のときにお前の口を震わせる?
それは鐘の悲しい響きなのか
お前に付き従う 道を進んで?
私には聞こえる その音は豊かに清らかに
お前の魂を懐に受け入れてくれたかのように
まるで降りて来ているようだ 愛に満ちて お前は
そして鎮めるのだ 私の痛みを平安のうちに

ドイツの作曲家コルネリウスが自作の詞につけた歌曲集Op.3の中にある、その同じ詞にアイヴズは曲をつけています。

( 2018.02.10 藤井宏行 )


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