La giovinetta pianta Madrigali,libro terzo |
若い草木 マドリガーレ集第3巻 |
La giovinetta pianta Si fa più bell'al sole, Quando men arder suole. Ma se fin dentro sente Il vivo raggio ardente, Dimostran fuor le scolorite spoglie L'intern'ardor che la radice accoglie. Cosi la Verginella Amando si fa bella, Quand'Amor la lusinga e non l'offende. Ma se 'l suo vivo ardore La penetra nel core, Dimostra la sembianza impallidita Ch'ardente è la radice de la vita. |
若い草木は、 一段と美しい 太陽のもとで あまり太陽が熱くない時には でも もしも体の奥底に感じたなら 強い焼けつくような光線を 外見に示すのです その萎れた葉は 内部の熱気を 根から集められた そんな風に 若い娘というのも 恋をしてますます美しくなるのです アモールが彼女をおだてて ひどい目にあわせずにいるうちは でも もしもアモールの激しい情熱が 心を貫くようなことがあると 外見に示すのです その青ざめた表情は とても熱くなっていることを その命の根が |
( 2018.01.01 藤井宏行 )