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Venedig    
 
ヴェネツィア  
    

詩: ニーチェ (Friedrich Wilhelm Nietzsche,1844-1900) ドイツ
      

曲: ペッタション=ベリエル (Olof Wilhelm Peterson-Berger,1867-1942) スウェーデン   歌詞言語: ドイツ語


An der Brücke stand
jüngst ich in brauner Nacht.
Fernher kam Gesang;
goldener Tropfen quoll's
über die zitternde Fläche weg.
Gondeln,Lichter,Musik -
trunken schwamm's in die Dämmrung hinaus ...

Meine Seele,ein Saitenspiel,
sang sich,unsichtbar berührt,
heimlich ein Gondellied dazu,
zitternd vor bunter Seligkeit.
- Hörte ihr jemand zu?

あの橋の上に立っていた
最近 私は茶色の夜に
遠くから歌声がやって来た
黄金のしずくが注がれていた
震える地表の上に
ゴンドラが 光が 音楽が -
酔いしれて泳ぎ去る 夕暮れの中へと...

わが魂が わが弦の調べが
歌っていた 目に見えぬ響きで
ひそやかに ゴンドラの歌がそれに答える
震えながら 色とりどりの至福で
- 誰かそれを聞いたものがあるのだろうか?

( 2017.12.25 藤井宏行 )


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