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L'ultimo ricordo    
  Péchés de vieillesse,Vol I: Album italiano
最後の思い出  
     老いの過ち第1巻:イタリアのアルバム

詩: レダエリ (Giovanni Antonio Luigi Redaelli,1785-1815) イタリア
      Odi di un uom che muore

曲: ロッシーニ (Gioachino Rossini,1792-1868) イタリア   歌詞言語: イタリア語


Odi di un uom che muore,
odi l'estremo suon:
questo appassito fiore
ti lascio,Olimpia,in don.

Quanto prezioso ei sia
tu lo conosci appien;
dal dì che fosti mia
te l'involai dal sen.

Premio fu allor d'affetto,
or pegno di dolore;
torni ad ornarti in petto
questo appassito fior.

E avrai nel cor scolpito,
se duro il cor non è,
come ti fu rapito,
come ritorna a te.

聞いてくれ 死にゆく男のことを
聞いてくれ 最後の言葉を:
この萎れた花を
お前に残して行く オランピアよ 贈り物として

どれほど大切なものかは
お前は分かっているだろう
お前が私のものだったあの日に
お前からそれを私は奪ったのだ

愛の褒賞は
今 苦しみの印となった
戻るが良い お前の胸に
この枯れた花も

そしてお前も刻み込むのだろう その心に
もしもそれが硬くないのならば
いかにして花がお前から奪われ
いかにして戻されたのかを お前に

( 2017.12.03 藤井宏行 )


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