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L'Orpheline du Tyrol    
  Péchés de vieillesse,Vol II: Album français
チロルのみなしごの娘  
     老いの過ち第2巻:フランスのアルバム

詩: パチーニ (Émilien Pacini,1810-1898) フランス
      

曲: ロッシーニ (Gioachino Rossini,1792-1868) イタリア   歌詞言語: フランス語


Seule,une pauvre enfant sans parents
implore le passant en tremblant.
“Ah voyez mes douleurs et mes pleurs!
Ma mère dort ailleurs sous les fleurs.”

L'humble enfant orpheline a bien faim
et pour un peu de pain tend le main.
“Je chanterai mon vieux refrain:
Ah! loin de mon doux Tyrol,
mon coeur brisé prendra son vol.
L'écho muet des bois
n'entendra plus ma triste voix:
Ah! Dieu,j'espère en toi,
prends pitié,prend pitié de moi!

Ma mère,ton adieu en ce lieu
m'inspire mon seul voeu au bon Dieu.
À quinze ans tant souffrir c'est mourir,
ne peux-tu revenir me bénir?

Pourquoi le froid trépas et le glas
t'ont-ils saisie,hélas,dans mes bras?
Ton coeur glacé ne m'entend pas:
ah! la douleur et la faim
à mes tourments vont mettre fin;
ma mère,je te vois,
j'entends de loin ta douce voix:
Ah! Dieu,j'espère en toi,
prends pitié,prends pitié de moi!

ひとりぼっちで 貧しい子が 両親もなく
通行人に懇願している 震えながら
「ああ 見てください わたしの苦しみを 涙を!
 わたしの母さんは眠っているのです どこか遠くの花の下に」

その哀れなみなしごの少女は空腹だった
ほんのわずかなパンのために手を伸ばす
「わたしは歌いましょう 昔の歌を:
ああ!なつかしいチロルから遠く離れて
わたしの傷ついた心は飛んで行きます
森のこだまは黙っていて
もはやわたしの悲しい声を聞いてはくれません:
ああ! 神様 わたしはあなたにお願いします
お慈悲を お慈悲を わたしに!

わたしの母さんは この世を去って
わたしに教えてくれました 神さまにお祈りすることを
でも十五の歳では この苦しみは死です
母さんは戻ってきて わたしを祝福してはくれないのですか?

どうして冷たい死と弔鐘が
あなたを奪っていったのですか ああ わたしの腕の中から?
あなたの凍った心にはわたしの声は聞こえませんね:
ああ!痛みと飢えが
わたしの苦しみを終わらせるのでしょう
母さん わたしにはあなたが見えます
わたしには聞こえます あなたのやさしい声が遠くから:
ああ! 神様 わたしはあなたにお願いします
お慈悲を お慈悲を わたしに!

( 2017.11.19 藤井宏行 )


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