The mignonette Op.26-6 From an old garden |
モクセイソウ 古い庭から |
A dame of high degree, Is she,Is she, The gentle Mignonette, And at her side, In honest pride, Stands my sweet Bouncing Bet. Her kerchief folded neat, And sweet, Her bodice rosy red; My heart she holds, In its soft folds, And yet we do not wed! For once I raised mine eye Too high, I loved fair Mignonette! Fair Mignonette, She never knew; She thought me true To humble Bouncing Bet. Sweet,hopeless Love,if wise Soon dies, And,”here’s a maid,” I said, “She’s lowly fair, And waits,I swear” And yet I do not wed! |
高い位の女王さまだ 彼女は 彼女は やさしいモクセイソウ そして彼女の傍らで 正直に誇らしく 立っている わが愛しのサボンソウは スカーフをきちんと折りたたみ そして甘く 彼女の胴着はバラの赤さ 私の心は彼女が持っている その柔らかな折り目で だがそれでも私たちは結婚しないのだ! 一度私は目を上げた とても高く 私は愛した 美しいモクセイソウが!美しいモクセイソウが 彼女は決して知ることはなかった 彼女は思った 私が誠実だと つつましいサボンソウに 甘い 絶望的な愛 もし賢明なら すぐ死ぬだろう そして「ここに乙女あり」 私は言った 「彼女はみすぼらしく美しい 待って 私は誓おう」 それでも私は結婚しない!と |
( 2017.09.18 藤井宏行 )