伊能忠敬 |
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五十(いとせ)あまりにかどでして 向へる空は果もなし 朝にわくる南山の雲 夕に漂ふ北海の浪 描き出でたる大八洲 其功績は千代八千代 廿年(はたとせ)近き春と秋 撓まず倦まぬ雄々しさよ 思をはする六合の内 匠を競ふ四海の外 描き出でたる大八洲 名誉はひびく千万里 |
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( 2017.08.27 藤井宏行 )