Mutter Beimlein |
バイムライン母さん |
Mutter Beimlein hat ein Holzbein Damit kann sie ganz gut geh'n. Und mit 'nem Schuh und wenn wir brav sind. Dürfen wir das Holzbein seh'n! In dem Bein,da ist ein Nagel Und da hängt sie den Hausschlüssel dran. Dass sie ihn,wenn sie vom Wirtshaus heimkommt. Auch im Dunkeln finden kann! Wenn Mutter Beimlein auf den Strich geht. Und sie bringt 'nen Freier nach Haus' Dreht sie das elektrische,bevor sie aufschließt. Auf'm Treppenabsatz aus! |
バイムライン母さん 木の義足をしてる それは全くうまく動く 靴を履いてて ぼくたちが良い子なら ぼくたちは見ていいんだ その木の義足を! その義足には釘がついてる そこに母さんは掛けるんだ 家の鍵を そうしておけば 夜の水商売から帰って来たときに 暗闇の中でも見つけられるからね! バイムライン母さん バーに行く時 それから知らないおじさんを家に連れてくるとき 母さんは電気を消すんだ 鍵を開ける前に 階段の上で! |
児童合唱曲としてアイスラーは書きましたので、かなり子供に歌わせるには差し障りのある3番は音楽ではカットされています。しかし基本はブレヒトの社会風刺の真骨頂と言えましょうか。この時期にこういう作品を作ったブレヒト&アイスラーのコンビには脱帽です。
( 2017.08.14 藤井宏行 )