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Prière du matin    
  Chansons du XVIIIe siècle 1er recueil
朝のお祈り  
     十八世紀のシャンソン 第1集

詩: 不詳 (Unknown,-) 
      

曲: セヴラック (Marie-Joseph-Alexandre Déodat de Séverac,1883-1921) フランス   歌詞言語: フランス語


Un matin éveillée
Au point du jour,
Ma fenestre levée
O Dieu d’amour!
Quel doux ravissement
J’apercus mon amant!

Quand je fus descendue,
Quand j'eus ouvert
Je vis que j'étais nue
Mais de quoy sert?
Sort t'on facilement
Des bras de son amant.

Sur mon sein,sans m'entendre
Porta la main,
Je voulus me défendre
Ce fut en vain.
Je ne suys pas vrayment
Si forte qu'un amant.

Une épingle cachée
Piqua sa main,
Cette épingle arrachée
Montra mon sein.
Ah! quel objet charmant
S'écria mon amant.

Je lui dis de se taire
On s'en aller
De crainte que ma mere
Nous ouy parler.
Mais pent-on aisément
Renvoyer son amant.

Me tenant embrassée
Il me poussa
Ma jambe embarassée
Le pied glissa
Le pied glisse aisément
En faveur d'un amant.

とある目覚めの朝の
夜明けの頃に
私が窓を開けると
まあ 愛の神さま
なんて素敵な喜びでしょう
私は見つけたのです 私の恋人を!

私が駆けおりて
ドアを開けると
私は気付いたのです 自分が裸同然だったことに
だけどそれが何でしょう?
たやすい筈がないのですから 逃れるなんて
恋人の腕から

私の胸の上に していいのかも聞かずに
彼は手を置きました
私は自分の身を守ろうととしましたけれど
それは無駄でした
私には分かるはずもなかったのですから
恋人よりも力を出すことなんて

隠れていたピンが
彼の手を刺しました
彼がピンを引き抜くと
私の胸があらわになって
ああ!なんて素敵なんだ
私の恋人は叫びました

私は彼に言いました 黙っててと
でなきゃ行ってちょうだいと
聞かれたらまずいでしょ 私の母が
私たちが話をしてるのを
だけど簡単なことじゃないわ
恋人を追い返すなんて

私を抱いてキスしながら
彼は私を押したの
私の脚はぎこちなく
足を滑らせてしまったわ
足って滑りやすいものなのね
恋人のお望みのままに

( 2017.08.06 藤井宏行 )


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