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今様と申事のおこり    
  男声合唱と小鼓のための「美女打見れば」
 
    

詩: 梁塵秘抄 (Ryoujin−Hisyou,12世紀-) 日本
      口伝集巻一

曲: 柴田南雄 (Shibata Minao,1916-1996) 日本   歌詞言語: 日本語


用明天皇の御時
難波の宿館に
土師(はじ)の連(むらじ)といふものありき
聲妙なるうたの上手にてありける
夜家にてうたをうたひけるに
屋のうへに附けてうたふものあり
あやしみて謡ひやめば
音もせず
又うたへば又つけてうたふに
驚きていでて見るに逃ぐる者あり
追ひてゆきてみければ
住吉の浦にはしりいでて
水に入りてうせにけり
これは、?惑星(けいこくせい)の此哥をめでて
化しておはしけるとなん
聖徳太子の傳にみえたり
今様と申事のおこり



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   男声合唱と小鼓のための「美女打見れば」 

( 2017.08.02 藤井宏行 )


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