漁業の歌 |
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見渡すかぎり遥々と 海原うずむ漁業船 獲物を祝う声々は 天を揺(ゆす)りて 空かきくもり 海を動(ゆるが)し 波ひるがえる あな 心地よや 勇しや 見渡すかぎり果てもなく 浜辺に築く魚(うお)の山 この山こそはわが国の 富国の礎(いしずえ) 利民の基(もとい) 茂き立木の 何たぐいぞは あな とうとしや めでたしや |
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( 2017.05.28 藤井宏行 )