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Uno jionto postouro    
  Chant d'Auvergne Vol.5
ひとりのかわいい羊飼い娘  
     オーベルニュの歌 第5集

詩: フランス語の民謡 (chanson folklorique,-) 
      

曲: カントルーブ (Marie-Joseph Canteloube de Malaret,1879-1957) フランス   歌詞言語: オック語


Uno jionto postouro,
Un d’oquècé motis,
Ossitado su l’erbèto
Plouro soun bel omi !

« Garo,sèrio bè ouro
Qué fougesso tournat !
Cauco postouro maïto
Soun cur auro dounat ! »

« Oh ! Pauro postourèlo !
Délayssado soui yèu
Coumo lo tourtourèlo
Qu’o perdu soun poreil ! »

ひとりの奇麗な羊飼い娘が
とある朝に
草の上に座って
泣いていた 恋する男のことで

「もういい頃なのに
あの人にまた会えるはずの
あの人 誰か他の羊飼い娘に
心を捧げてしまったのね!」

「ああ かわいそうな羊飼い娘!
捨てられてここにひとりぼっち
まるでキジバトみたいよ
連れ合いをなくしてしまった!」


( 2017.05.20 藤井宏行 )


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