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Obal,din lo coumbèlo    
  Chant d'Auvergne Vol.5
遠くの あの谷の底  
     オーベルニュの歌 第5集

詩: フランス語の民謡 (chanson folklorique,-) 
      

曲: カントルーブ (Marie-Joseph Canteloube de Malaret,1879-1957) フランス   歌詞言語: オック語


Obal,din lo coumbèlo
Tro lo lo lo lo lèrô lô !
Obal,din lo coumbèlo,
L’y o un poumié d’omour.
Los très filhoy del Prince…
L’y soun o l’oumbro dejiou.
N’yo duoy que rizou è contou…
L’autro plouro toutjiour.
Lou Pince ben li dire :…
« Pernette,qu’avez-vous? »
« Né plouro pel leys amos…
Des paures amourous !
Qué soun morts l’un pel l’autro…
Per coumplayr’ o l’omour !

遠くの あの谷の底
トロ ロ ロ ロ ロ レロ ロ!
遠くの あの谷の底
愛のリンゴの木があったとさ
三人の娘 あのプリンスの
座っていたそうな その木陰に
そのうち二人は 笑い 歌ってるが
もう一人は泣いている どんなときも
プリンスがやって来てその娘に言った
「娘や いったいどうしたのだね?」
「わたしは泣いてるの 魂のことで
あのかわいそうな恋人たちの
二人は死んだのよ お互いのために...
愛の重さのせいで!」

( 2017.05.06 藤井宏行 )


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