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Se volete un servidore    
  36 Arie di Stile Antico
もし御所望なら ひとりの召使を  
     古典様式による36のアリア

詩: ドナウディ,アルベルト (Alberto Donaudy,1880-1941) イタリア
      

曲: ドナウディ (Stefano Donaudy,1879-1925) イタリア   歌詞言語: イタリア語


Se volete un servidore
giovin,lindo e accostumato,
pien di zelo e di vigore,
non poltrone nè sbadato,
che sa farvi riverenza,
bello e pronto egli è già qui...

Non ci vede,non ci sente,
e,per far le cose a modo,
fa ben poco o quasi niente...

Sol vi chiede per mercede
uno sguardo per semmana
e un sorriso a fin di mese...
Via,sì poco chi mai chiese
nell'offrir sua servitù?


Se poi meglio un bel marito
gradireste avere a lato,
che non manchi sol d'udito,
ma anche d'occhi e d'odorato,
tutto miele e complimenti,
bello e pronto egli è pur qui...

Non borbotta,non impera,
e,per far le cose a modo,
esce il giorno e torna a sera...

Sol vi chiede per mercede
uno sguardo per semmana
e un sorriso a fin di mese...
Via,sposando,chi mai chiese
questo solo e nulla più?

もし御所望なら ひとりの召使を
若くて しっかりしてて 躾が行き届いていて
熱気と活力にあふれ
怠け者でも 粗忽者でもなく
あなたへの敬意の表し方を知っている
美男で いつでも成れる者なら すでにここに居りますよ...

目立たず 煩くなく
それから物事を適切にこなすのに
わずかなことをするか あるいはほとんど何もしなくて良いのです...

あなたに報酬として望むのは
眼差しをくれることだけ 週に一度
それから一度だけ微笑んでくれること 月末に
さあ こんなわずかしか求めぬ者がかつていたでしょうか
これほどのサービスを提供するのに!


もしもそれ以上に 素敵な夫を
そばに置いておきたいとお望みなら
何も聞きもらすことはせず
目も鼻も同じように利き
甘い賞賛の言葉ばかりの
美男で いつでも成れる者なら すでにここに居りますよ...

不平も言わず 命令もせず
それから物事を適切にこなすのに
昼間は出かけて 夜に帰って来ます...

あなたに報酬として望むのは
眼差しをくれることだけ 週に一度
それから一度だけ微笑んでくれること 月末に...
さあ 結婚してるのに 求めない者がかつて居たでしょうか
これだけわずかなものしか?

( 2017.04.21 藤井宏行 )


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