Cuesta abajo |
下り坂 |
Si arrastré por este mundo La verguenza de haber sido El dolor de ya no ser. Bajo el ala del sombrero Cuántas veces,embozada, Una lágrima asomada yo no pude contener Si crucé por los caminos Como un paria que el destino Se empeño en deshacer Si fui flojo,si fui ciego, Solo quiero que hoy comprenda El valor que representa el coraje de querer. Era,para mi la vida entera Como un sol de primavera Mi esperanza y pasión, Sabía que en el mundo no cabía. Toda la humilde alegra de mi pobre corazón. Ahora cuesta abajo en mi rodada Las ilusiones pasadas Ya no las puedo arrancar. Sueño,con el pasado que añoro, El tiempo viejo que hoy lloro Y que nunca volverá. Por seguir tras de sus huellas Yo bebí incansablemente En la copa de dolor Pero nadie comprendía Que si todo yo le daba En cada vuelta dejaba Pedazos de corazón Ahora triste en la pendiente, Solitario y ya vencido, Yo me quiero confesar, Si aquella boca mentía, El amor que me ofrecía, Por aquellos ojos brujos Yo habra dado siempre más Era,para mi la vida entera Como un sol de primavera Mi esperanza y pasión, Sabía que en el mundo no cabía Toda la humilde alegra de mi pobre corazón Ahora cuesta abajo en mi rodada Las ilusiones pasadas Ya no las puedo arrancar Sueño,con el pasado que añoro, El tiempo viejo que hoy lloro Y que nunca volverá |
俺が引きずっているにしても この世で これまでしてきたことの恥や もはやどうしようもないことの悲しみを ソンブレロのつばの下で 幾度 覆い隠しながら 涙がこぼれ落ちるのを 俺は覆い隠せずにいたとしても 俺が道を横切るにしても 一人の運命に見捨てられた者となって 打ちのめされる定めにあっても 俺がだらしなくても 目が見えなくても ただひとつ 今分かって欲しいのは 示すことの価値さ 愛することの勇気を あいつは 俺にとって人生のすべてだった 春の太陽みたいに 俺の希望で情熱だった あいつは知ってたんだ この世界には収まらないと ささやかなこの喜びさえも 俺の哀れなこの心の 今 下り坂を俺は転げ落ち 過去の幻を もはや掻き立てることはできない 夢見てるんだ 俺のなくした過去のことを 泣いて求めるあの懐かしい時は 決して戻ってくることはない 辿って行こうとして あいつの足跡を 俺は飲み干し続けた 限りなく 悲しみの盃を だけど誰も分かっちゃくれないんだ 俺がしてきたことを あらゆる曲がり角に 俺は残したのさ 心のひとかけらを 今 悲しむのさ この坂道で ひとりぼっちで 息を切らして 俺は告白したい たとえあの口が嘘をついて 俺にくれた愛だったとしても あの魅惑の瞳のためなら 俺は捧げていただろう もっと多くのものを あいつは 俺にとって人生のすべてだった 春の太陽みたいに 俺の希望で情熱だった あいつは知ってたんだ この世界には収まらないと ささやかなこの喜びさえも 俺の哀れなこの心の 今 下り坂を俺は転げ落ち 過去の幻を もはや掻き立てることはできない 夢見てるんだ 俺のなくした過去のことを 泣いて求めるあの懐かしい時は 決して戻ってくることはない |
アルゼンチンタンゴの王道を行く、暗く沈んだメロディの前半がリフレインでぱっと明るく転調し晴れやかに歌い上げて締めるスタイルの曲です。ただリフレインの歌詞もこの落ち目の主人公にとっては十分に暗く、そこの音楽もどこか翳りを帯びているのが魅力でしょうか。同名のタイトルの映画で歌われたこの曲。同じ映画にはこれも名曲「わが愛しのブエノスアイレス」が使われています。
( 2017.03.05 藤井宏行 )