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Storiella d'amore    
 
愛の小さな物語  
    

詩: ギスランツォーニ (Antonio Ghislanzoni,1824-1893) イタリア
      

曲: プッチーニ (Giacomo Puccini,1858-1924) イタリア   歌詞言語: イタリア語


Noi leggevamo insieme un giorno per diletto
Una gentile istoria piena di mesti amor
E senz'alcun sospetto ella sedeami a lato
Sul libro avventurato intenta il guardo e il cor.
L'onda dè suoi capelli il volto a me lambia
Eco alla voce mia,
Eco faceano i suoi sospir.
Gli occhi dal libro alzando
Nel suo celeste viso,
Io vidi in un sorriso
Riflesso il mio desir.
La bella mano al core strinsi di gioia ansante...
Né più leggemmo avante...
E cadde il libro al suol.
Noi leggevamo insieme,Ah! Ah!
Un lungo,ardente bacio congiunse i labbri aneli,
E ad ignorati cieli
L'alme spiegaro il vol.

ぼくたちは一緒に読んでた ある日気晴らしに
悲しい愛に満ちた素敵な物語を
そして何気なく 彼女は座ってた ぼくの横に
わくわくするその本の上に その眼差しとその心を向けて
彼女の髪のウェーブがぼくの顔を撫でて
こだまする ぼくの声と
こだまする 彼女の吐息が
その目を本から上げると
彼女の清らかな顔に
ぼくは見た その笑顔のうちに
映し出されているのが ぼくの願いが
その美しい手をぼくは胸に押し当てた 喜びに喘ぐこの胸に...
もうこれ以上読んでなんかいられない…
本は床に落ちてしまった
ぼくたちは一緒に読んでた ああ!ああ!
長い 熱いキスを 焦がれる唇を合わせて
それから見知らぬ天に向かって
ぼくたちの魂は拡げたんだ その翼を


5分くらいかかるけっこう大がかりな曲ですがプッチーニらしい甘いメロディがこの愛らしい恋の情景について、まるでオペラのワンシーンのようです。あまり歌われることが多くないのがとてももったいない佳曲です。

( 2017.02.04 藤井宏行 )


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