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キヤムプの朝    
 
 
    

詩: 久保田宵二 (Kubota Shouji,1899-1947) 日本
      

曲: 古関裕而 (Koseki Yuji,1909-1989) 日本   歌詞言語: 日本語


そよぐ白樺 高嶺の風に、
焚火かこんで 楽しい夕餉
明日のコースを 微笑み語りや
深山(みやま)キヤムプに 月あかり

月に魅かれて テントを抜けて
行けば黒百合 ほのかな薫り
空の彼方に ほのぼの浮くは
雪の槍やら 穂高やら

尾根の神秘も 乙女の胸も
青い月夜の 日記に秘めて
リユツク・サツクも 枕に近く
うれしキヤムプの 夢に入る



こちらも昭和の演歌の世界で活躍した作詞家・久保田宵二の詞ですが、けっこう現代の目で見ても違和感のない若者のキャンプの情景ですね。ちょうどこの頃、学生を中心にハイキングやキャンプが大流行していたのだそうで、そんなブームを当て込んだレコード各社のキャンペーンソングのひとつです。他にも古賀政男や江口夜詩なんて人までがハイキングやキャンプの歌を書いています。
古関はマンドリンも駆使してかなりモダンな歌にしています。特に最後の七五のリズムにつけたメロディは印象的。この曲を吹き込んだのも「ヒュッテの一夜」と同じ松原操でした。

( 2017.02.04 藤井宏行 )


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