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Berceuse    
  12 Mazurkas
子守歌  
     12のマズルカ

詩: ポメイ (Louis Pomey,1835-1901) フランス
      

曲: ヴィアルド=ガルシア (Pauline Viardot-Garcia,1821-1910) フランス   歌詞言語: フランス語


Enfant,cède au sommeil qui ferme ta paupière,
Je suis auprès de toi,priant Dieu pour l'absent,
Goûte d'un doux repos le charme bien faisant,
Et près de ton berceau,ne cherche pas ton père.

Depuis qu'il est parti défendre sa patrie,
Au seuil désert je viens l'attendre dès l'aurore.
Et debout sur le seuil,le soir me trouve encore !
Hélas ! l'espoir a fui mon âme endolorie !

坊や お眠りなさい あなたのまぶたを閉じて
私があなたのそばに居て 神様に祈ってるから 居ない人の代わりに
味わいなさい 安らぎの魅力をしっかりとね
あなたの揺りかごのそばに お父さんを探さないのよ

お父さんは守るために出かけたの 祖国を
打ち捨てられた敷居で 私は夜明けまであの人を待つの
だけどその敷居の上で 夕暮れがまた私を見つけるのよ!
ああ!希望は逃げて行くわ 私の苦しむ魂から!

子守歌とありますが、戦場に出て行った夫を待ちわびる妻の嘆きが主題ですね。決して暗くはありませんがしみじみとゆったりしたOp.33-3のマズルカは実にこんな感じの歌詞にはぴったりです。

( 2017.01.13 藤井宏行 )


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